●『そば打ち一代 浅草・蕎亭大黒屋見聞録』

上野敏彦著『そば打ち一代 浅草・蕎亭大黒屋見聞録』
古希を迎えた老夫婦が浅草観音裏でひっそりと営む「蕎亭大黒屋」。一茶庵の創始者・片倉康雄の秘蔵の弟子にあたる菅野成雄・雅江夫妻が40年前に始めた知る人ぞ知る名店です。長野、茨城まで通って自ら栽培し、石臼で挽いて打った100パーセント生粉打ちのそばには定評があり、今は亡き高円宮憲仁親王が隠れ家として通い、同じく贔屓にする舞台美術家の妹尾河童さんが弟子入りしたことも。気鋭の浪曲師・玉川奈々福さんと三味線弾き沢村豊子さんの名調子を聴く集まりを開くなど、浅草の文化を継承する空間としても多くの人から愛されています。

本書は同店の足跡をたどる一代記ですが、主人公が生まれ育った吉原の変遷についても詳しく描いています。これまでのそばを扱った本といえば、名人による技術教本的なものか、グルメガイドが大半。本書は同店の歴史に光をあて、日本におけるそば通史としても読める内容に仕上がっています。

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●宮崎日日新聞・書評

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●週刊現代・書評(2017年6月17日号)

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●共同通信・書評

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