特別寄稿 ”日本のワイン造りに生かせるものは何か”


酒販ニュース(11月1日号)に、都農ワインで栽培・醸造を担当している赤尾の寄稿記事が掲載されています。
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赤尾は、今年の2月中旬から2ヶ月半にわたり、南オーストラリア州のマクラーレン・ヴェイルにあるティンタラワイナリーでの研修に日本代表として選ばれ参加しました。
都農ワインの年間仕込み量の40倍をも上回る規模のティンタラワイナリーで、赤尾は主にプレミアム赤ワインを造るセラーで醸造体験をしました。
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なだらかな丘陵地に広がるティンタラのぶどう畑・・・。
果実は干しぶどうのように濃縮間があり、風味がとても豊か。
土によるぶどうの個性は、同一品種でもバラエティーに富んでいます。
ティンタラワイナリーでは、年間8,500tほどのぶどうを仕込んでいますが、白ワインはソービニヨン・ブラン、赤ワインはシラーズを主体とし、白と赤の比率は3:7くらいです。
いよいよ収穫・・・!
収穫前のテイスティングでは、ぶどうの粒・果肉の硬さ・甘さ・アロマetc・・・、各種目を5段階評価で採点し、収穫期と品質を統計的に判断します。
データとワインメーカーの判断で、8,500tのぶどうから2t、5tを選び醸造するのです。
「大きなワイナリーだからといって大量生産のイメージは全くなく、大きなワイナリーの中に小さなワイナリーがいくつもあるような印象をうけた・・・」と、語る赤尾。
「稀にみるワインの適地であることは間違いありませんが、その背景には技術そのもとというより、ワイン造りにかける情熱・探究心・そしてしっかりとしたポリシーがあるからだと感じました」
その他、絶大なワインメーカーの権威・情報が非常にオープンであること・若く優秀な人間が新しい発想でワインを造っていることにも感銘を受けたようです。
最後に「世界を代表するワイナリーでの醸造体験を通じて、大変貴重な経験をさせていただきました。私にとって、生涯の財産となりました。このような機会を与えてくださった皆様に、心よりお礼申し上げます」と、結んでいます。
“ティンタラワイナリーで学んだ事を日本の畑でどう生かせるか・・・”
地域に愛されるワイン造りができれば、日本らいしいワインが世界に通じる日が来る・・・と信じる赤尾の挑戦は続きます。
研修の様子をこちらのブログでご覧頂けます。


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オーストラリアは、今、世界中のワイン関係者が注目している、
ワインの銘醸地です。若手醸造家の研修も、世界各地から来ていました。
フランス、イタリア、スペイン、カリフォルニア、アルゼンチン、ポルトガル・・・。
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ティンタラワイナリーは、年間8,500tのぶどうを仕込みます。
赤尾が醸造研修に加わった、赤ワイン用のオープントップタンクがずらりと並ぶ、8セラー。
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毎日、赤ワインのポンプオーバーやバスケットプレス、ラッキングなど、
10名ほどのスタッフとともに研修。
作業を通じて、次第に仲良くなれたそうです。
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最後の夜、ティンタラワイナリーのスタッフがパーティーを企画してくれた。
写真右の左から2番目は、ティンタラのトップワインメーカー ポウル氏。
右から2番目は、ティンタラのマネージャー アンドリュー氏。


2 thoughts on “特別寄稿 ”日本のワイン造りに生かせるものは何か”

  1. アルニコ says:

    写真を載せてくださいな。
    ティンタラワイナリーで汗して働く仲間たちの。そして赤尾さんの写真を。

  2. akao says:

    アルニコさま。
    有難うございます。写真、アップさせていただきました。
    ティンタラワイナリーのスタッフやホテルの叔父さんなど、
    大変お世話になりました。
    また、いろんな経験ができました。
    今考えても、夢のような貴重な2ヵ月半でした。
    また行きたいです。

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