2008シャルドネ ビンテージスタート


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8月25日、シャルドネの収穫をスタートしました。
今年もスタッフ皆様のお陰で、無事収穫までたどりつけました。
研修生も含め、13名での収穫。昨日は、4.6トンのシャルドネを
収穫し、仕込みを行いました。
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糖度は20度近くまで上昇してくれました。
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一房ずつ、丁寧に収穫されます。
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今年は、近年で最も熟度のあるシャルドネを収穫できそうです。
幸い、今年は台風上陸が無かったので、ブドウにとっては、
大変良い年になりました。
今週からスタートしても来週いっぱいまでは、収穫に時間が
かかりますので、熟度の進んでいる畑から収穫をはじめました!
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今年の収穫は、楽しいと、スタッフの皆さん。
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生食用のブドウと違って、プルンとした果肉が無いことと、
皮の噛んでいるとナシやリンゴのような味がするのがワイン用ブドウの
特徴です。味わいは、トロっとした濃くのある口当たりで、
ほど良い酸味と心地よい風味がいい感じです。
赤尾


発酵最盛期


キャンベルの発酵のピークをむかえています。
早いものでは、発酵を停止させるロットもでてきました。
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今年のブドウは、全体的に小粒傾向で、味が濃いので、
搾汁率も若干低めになりましたが、搾りすぎないよう注意し、
良質な果汁のみを低温発酵させてきました。
今年は、香りが強く、色も強いです。
アルコール発酵は、2週間ほどで終わります。
毎日、発酵中の香りのチェックや泡の様子、比重の分析し、
折れ線グラフを作って、傾向を見ながら発酵の状態を確認します。
特に香りの変化には気をつけています。
発酵温度を1℃変えるだけで、香りがずいぶん変わるほど、
温度管理は重要なんっす。
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先日仕込んだ「みやざきマンゴー」の発酵も終盤に入りました。
発酵終了後は、9月下旬のリリースに向けて、オリ引き、濾過、
瓶詰をしていきます。
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15℃前後で発酵させたワインは、0℃に冷やし、発酵を止めます。
亜硫酸などに頼らず、ギンギンに冷やして酵母の活動を止めます。
工場内は、発酵中独特のキャンベルの甘く幸せな香りに包まれています♪


収穫のタイミング~


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台風12号が発生し、しばらく慌てました。。。
一昨日の予報では、台湾の東側から北上しはじめ、
九州付近を縦断する予報のようでしたから、心配でした。
ところが、今朝になって進路予報が変わり、大陸の方へ向かう
予報へと変わりました。まだ、どうなるかは解りませんが、
取り急ぎ、来週から収穫しますので、何とかなりそうです。
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台風が来るとなれば、、、
収穫をするかしないかの判断、収穫する判断をした場合、
どの畑を先に収穫して、どの商品にし、どう仕込むかを決めて
いかなくてはなりません。さらに、あと1週間熟して、フレーバーを
のせたい!台風対策の袋はどうする?など全体から収穫順番を決め、
それをもとに、工場のタンクまわしや、セラーの樽の準備、収穫の人集め、
道具の準備、草刈、、、を進めていきます。
そして、キャンベルの最後の仕込みも終えていませんでしたし、
マスカット・ベリーAの仕込みも始まるといった具合でした。
今朝の朝礼では、スタッフ、14名の前で。
今朝の予報を見て、優先順位を決めて、作業を進めることにしました。
この2、3日の作業の進め方で、ブドウの品質も変わりますし、
来週からの収穫で進み方もかわります。
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今年は、いいビンテージになりそうなだけに。
収穫の順番はもちろん、仕込み方や、搾汁方法、酵母の選択など、
ブドウの持っている力を最大限に表現するために、たくさんの選択肢
の中から、小さな決断を沢山していきます。
楽しい年です。収穫のタイミング~っておもしろいです。
赤尾


ワイン専用品種の赤品種 ご紹介。


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1週間ほど雷&スコールのような豪雨、多湿。。。
が続いていたのですが、今日は、久しぶりの晴天になった都農です。
写真は、シラー。
今日は、自社農園で栽培している赤の品種をご紹介します。
この数年で、台風の影響を受けなかった7月、8月(現在まで)は、
ちょー珍しいことです。おかげで、これまで、晩生の赤の品種は、
まともに収穫できたことがありませんでした。
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40aほどの面積にシラーを栽培しています。
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見た目には、いい色に熟れてきなぁと思っても、いざ仕込んでみると
色がなかなか出ないのです。しっかり熟してからでないと色は
安定しないので、今年のように恵まれた年は、フレーバーをのせ、
収穫時期をしっかり見据えて、段取りしなければいけません。
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写真は、粒のなり口。色がなり口までしっかり回ってくることを
見ていきます。
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写真は、メルロー。
赤の専用品種は、着色が一番です。
朝晩の暖かい宮崎では、不利な品種です。もちろん、面積も
少ないのですが、シラーとカベルネ・ソービニヨン、実験的に
メルローや他の品種も栽培しています。
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写真は、カベルネ・ソービニヨン。
着色がずいぶん進んできました。
と写真がいっぱいになりましたが、もうしばらく、
お願いすから、いい天気続いて♪いいビンテージになりますように!
赤尾


キャンベルの仕込みピーク。


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今日のキャンベルで80トンになりました。
およそ、80,000本/750ml分の量になります。
あと40トン程度。今年は、例年になくブドウ集荷の勢いがあり、
朝から、夜遅くまで、仕込み作業が続いています。
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写真は、除梗、破砕機から出てきたキャンベルの粒。
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そんな仕込みを支えているのが、仕込み時期のスタッフ。
今年は、日向ひまわり支援学校の緒方さんが1週間の
職場体験で仕込みの体験=手伝いに来てくださいました。
今日が最終日。「普段している仕事と違い、肉体を使い、汗をかき、
物を、ワインを作る過程に参加でき、とてもいい経験ができました」
と言ってくださいました。都農ワインもご利用してくださっている
緒方さん。これからも、都農ワインをよろしくお願いしますネ。
ブドウの10㎏以上あるコンテナを除梗破砕機に
投入しみんなと一緒に仕込みをしてくださいました。
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今年は、さらに、別府大学からも生徒さんが体験に来られています。
また後日、ご紹介いたします。
今年のキャンベルは、香りがとてもフレッシュで、甘みもあり、
色合いもしっかりしています。通常のロゼよりも赤みの強い色調です。
これから、およそ、2週間かけて発酵させていきます。。。
キャンベル、あと3日間で終わる予定です。
赤尾


マンゴーワイン


■宮崎マンゴー スパークリングワインの仕込み
先日、ブドウ仕込み前に、、、
マンゴーの仕込みを行いました!
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マンゴーでのワイン作りは、昨年(2007)からはじまりました。
取り組みのきっかけは、都農ワインと、県北臨海エリア産学官連携促進事業ならびに宮崎経済連の連携のもと、製品化することに。。。
また、九州福祉保健大学の川原教授研究グループによると、マンゴー果汁による老人性認知症の予防、改善の可能性を見出したとのこと。
さらに、マンゴーは、チェリモヤとマンゴスチンとともに世界三大美果と言われており、ビタミン・ベータカロテン・カルシウムなどが豊富と言われるマンゴーは、美容と健康にもとっても良さそうです。
そして、宮崎マンゴー栽培には、県上げて取り組んでいます。
ブランドを築きあげるのに、都農ワインとしても一役を担うことができないかと思い、製品化に踏み切りました。
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これがないと何もできない!
そう、マンゴーの皮と種を分け、裏ごししてくれる機械、パルパー。
うめわいんを作る時に導入しました。
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冷凍していたマンゴーを解凍させながら機械に入れていきます。
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少しずつ投入していきます。
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裏ごしされた果肉は、タンクへ移送されます。
そして、種と皮は、綺麗に取り除かれます。
あとは、ワインと同じように、酵母を加えて、発酵させます。
2週間から3週間の発酵を続けた後、濾過をして、
スパークリングワインに仕立てていきます。
宮崎のマンゴー栽培は、23年ほど前から西都市ではじまりました。
県上げてのブランド化に向け、厳しい品質基準はもちろん、
独自の栽培方法を築きながら、少しずつ販路を開拓していきました。
特に、自然に落下するまで樹に実らせる方法で収穫されたマンゴーは、
甘くて風味豊か。現在は、190戸程度の農家さんが、
「宮崎マンゴー」栽培に取組んでいます。
マンゴーブームで品薄の中、宮崎経済連のご協力で、
県下の農協よりマンゴーを集荷していただき、
今回、2回目の仕込みをさせていただく運びとなりました。
都農ワインらしいマンゴーのスパークリングワイン。
9月下旬にリリース予定ですので、お楽しみに。
昨年のマンゴーの味わいについては、こちらから。
赤尾


去年の今日。そして2008年初仕込み~


去年の8月2日、台風5号上陸。。。3日には、壊滅的な被害を
受けたブドウ園を目の前にしていました。都農でブドウ栽培歴50年の
ブドウ農家さんも「こんなのは初めてじゃ。。。」と大被害をもたらした
2007年の台風5号。台風の早期化と進路の北上傾向。。。
近年の傾向として、九州上陸が多くなっています。
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今年2008年8月3日現在、台風による被害はまだ受けていません。
しかも、今年は、春先からの寒暖の差に恵まれ、例年になく
小粒で味のつまった、風味豊かなブドウに育っています。
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7月からの晴天で、ブドウの熟度が進み、急遽今日から、
キャンベル・アーリーの仕込みをすることにしました。
今年のキャンベルの色合いの強さや粒の大きさ、なり口の色合い。。。
近年には無い、高品質のブドウが揃っています。
綺麗なブドウを見ていると、嬉しいものです。
2008年は、ビックビンテージ!!の予感です♪
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まだまだ、気を許さない台風シーズン。
台風が悪いわけではないのですが、もう少し来ないでね。
赤尾