■垂直テイスティング Vol,02


待ちに待ったワクワクドキドキの垂直テイスティング第二弾。

早いもので前回のテイスティングから
あっという間に三年の月日が流れました。
ボトルの中のワインはいい感じで熟成してるかな?
今回試飲したワインは07年~09年のシャルドネ2タイプ。
紅茶、ライチ、干草、パイナップルタルトなどの香も加わり、
より味わい深い都農産ワインになりました。
さてさて、みなさんの評価は!?

垂直テイスティングというのは、同じ銘柄のワインをヴィンテージ違いで
試飲することを言います。3年ぶりのワインにワクワクドキドキ。
予想以上にヴィンテージの個性の違いが明確で、みんな大満足。
栓を開けるこのワクワクドキドキ感がオモシロイ!

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'13-2bobata12009年新た技術を試してみた。伝統は確信の連続である。
シャルドネ アンウディッド、シャルドネ エステート、シャルドネ アンフィルタードとシャルドネの3タイプを作り分けたのが2001年。アンウディッドは樽を使わずステンレスタンク内での発酵。エステートとアンフィルタードは樽発酵、樽熟成。両者の違いはMLF(乳酸発酵)。アンフィルタードはさらにMLFをさせて、より複雑でしなやかな白ワインを目指した。

酵母や乳酸菌の選択、樽の選択など醸造に関する技術的な部分は、紆余曲折はあったが、現在はかなりの部分は確立してきたのではないかと思っている。樽は、産地別にボージュ、トロンセ、アリーエール、ヌベールを主として使っている。乳酸菌も白ワインに適したものを使用している。以前は樽香に負けてしまいそうなこともあったが、最近では、しっかりと果実味を主張してきたのは、樹齢のせいもあるだろうが、栽培スタッフの頑張りが大きいと感じている。そして2009年新た技術を試してみた(企業秘密、結果が楽しみ)。そう、伝統は確信の連続である(なんちゃって)。

小畑 暁

 

'13-2bakao1毎年の経験を年輪のように蓄積。
都農ワインの熟成は、都農ワインの歴史そのもの。

近年、シャルドネの栽培方法が確立されてきました。土づくり、月の満ち欠けに沿った肥培管理、整枝剪定方法、台風対策。どの方法も都農で試行錯誤続けて導いた結果です。業界内の固定概念にとらわれず、この地に合った栽培方法を地元の農業者に学びました。ブドウには年輪がありませんが、毎年、養分を蓄積して太くなります。私たち栽培者も、毎年の経験を年輪のように蓄積していくように努めています。

今回のテイスティングは、まさにその年輪。都農ワインの熟成は、都農ワインの歴史そのものです。収穫前の相次ぐ台風襲来で厳しい作柄だった2007年、収穫まで台風襲来が無かった2008、2009年。両極端でしたが、ワインはしっかり熟成していました。特に厳しい作柄だった2007年には、驚きました。熟成した良さを充分発揮しており、琥珀色のワインから複雑で品の良い香りが立ち、滑らかで味わい深いワインに変化してて…。ワインはエライ!!

赤尾誠二

 


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