むかし、むかしのお話です・・・。
都農は果樹栽培には不適な地とされていました。
その地にぶどうを栽培した一人の男の人がいました。
そこから、都農のぶどう栽培の歴史が始まります。
都農でぶどう栽培が始まって、半世紀以上がたちました。
今では、都農町は県内有数のぶどうの産地になりました。
そのなかで、ひっそりと育っているぶどうの古木があります。
初めて都農にぶどうが植えられた頃からある
ぶどうの木、カトーバ。
今日、都農にぶどうの木を植えた人のお孫さんにあたる
黒木玲二さんが、この古木のぶどうを持ってきてくださいました。
その、小さな房からは懐かしい甘い香りがし、
デラウェアのような風味の、とてもあまい味の果実でした。