6ヶ月間の樽熟成を経て、ようやく樽から出すことに。
樽のニュアンスが強すぎると、シャルドネの個性が消されるので、
樽のチョイスと樽から出すタイミング~が重要になります。
■ラッキング
樽からワインを出すことをラッキング(オリ引き)と言います。
これには、ブルドックポンプという圧送できる道具を使います。
■フレンチオーク
フレンチオークのスガモロ社のヌべールをメインに使っています。
樽の内側の焼き加減は、ミディアムプラス。
樽のクオリティーも年によって違いがあり、樹の香りが微妙に違います。
新樽は樹の香りが強く前面に出ますので、新樽比率が重要になります。
しばらくの間、タンクで再びオリを下げ、来月早々瓶詰を行います。
今年は、南のシャルドネ!というトロピカルな印象が非常に強く、
熟したパイナップル、桃、メロンといった果物の香りが華やかです。
ビックビンテージに相応しい味わいで、上品で高級感ある味わい。
4月下旬リリース予定になっております。お楽しみに!
赤尾