台風が来ても定点観測は続けていきます。
台風一過後、2日間が経ちましたが、チリジリのビニールと葉っぱ。そして、風焼けしうた果実を見るとむなしくなります。その中でも、しっかりとした果実をつけている樹があります。期待して見守っていきたいです。
写真は、シャルドネ6耕区、アンフィルタードの畑です。
シャルドネで一番被害の少なかった園です。
写真は、マスカット・ベリーAの畑です。
こちらも北風には強い園で、果実への被害が少なかった園です。
昨日、糖度、酸度の分析をしました。雨の水分によって、膨張した果実のように見えたのですが、分析してビックリのデータが・・・。糖度は、15度、酒石酸が14、PHが2.8でした。糖度のわりに、「酸味がしっかり」していたのです。
風いたみの腐敗は、思った以上に進まないかもしれません。その証拠に、茶色く痛んだところが『ドロッ』とならず、干しブドウのようにしぼんできているような感じを受けました。果実の養分濃度が高いので、大幅な腐敗進行にはならないかもしれません。4~5日様子をみないとなんともですが、これまでの土づくり、肥培管理が大きく底支えしてくれているようです。悲惨な中での明るいキザシ・・・。
写真は、黄色くなり始めたシャルドネ、これから、日増しに糖度が伸びてきます。
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