都農町は、県内一の梅の産地。尾鈴山のふもとの立野、轟地区では、2月になると梅の花が咲き誇り、5月下旬から梅の収獲がはじまります。こちらは、山間部の傾斜を利用した立派な農家さんが多くいらっしゃいます。都農ワインでは、3年前から地域にある資源を生かすために、うめわいんの製造をはじめました。今日は、梅の生産者 黒木健二さんご家族を紹介いたします。
写真左は、紅南高梅。写真右は、南高梅。綺麗です♪
健二さんご家族は、お爺ちゃん、お子さんを含めると4世代の大家族です。20年くらい前から蜜柑から梅の栽培に切り替えられたそうです。健二さんは、高鍋農業高校を卒業後、園芸関係の専門学校に行き、帰郷。農業をはじめることに。7年前に同級生のやよいさんと結婚。現在は、2人のお子さんがいらっしゃいます。梅、蜜柑、ミニトマト、米と年間をとおして、いろいろな作物を作られています。梅は、南高梅・紅南高梅・鶯宿梅(おうしゅく)・白加賀梅を栽培されていて、南高梅をメインに栽培されています。鶯宿梅は、梅ワイン用としてワイナリーにも出荷してくださっています。
最近は、ネット販売が特に反響が多く、全国各地からご注文をいただいているそうです。特に梅は、収獲時期が限られているので、短期戦。注文の多い日は、選果、パッケージングなどで半徹夜状態が続くそうです。
でも、『なにより、お客様からダイレクトに声が聞けるのが嬉しい。クレームもありますが、毎年楽しみにしてくださっているお客様に、美味しい!というお言葉をいただくと、とても励みになり、もっといい梅を作らにゃいかんって意欲も沸きます。また、梅をとおして、いろんな人と繋がり、広がっていくのが楽しい』っておっしゃっていました。
また、今年の6月5日「けんぼー農園一家」が日本テレビの「思いっきりテレビ」「バンザイ!日本の大家族」で紹介されたそうです!すごい~!
栽培から販売まで一生懸命のけんぼー農園。梅ジャムや梅ジュースなどの加工品開発にも力を入れていて、「梅大好き」一家。私とも年が近いご家族なので、いろいろ刺激をいただき、元気もいただきました。
今年の梅は、遅霜、雹など大変な年で、果実に傷がついているのが多く、選別作業がとても大変だったそうです。梅は小ぶりでしたが、味は良いとのこと。
今年のうめわいんも期待できそうです。うめわいんが出来たら、今度一緒に飲みましょうね!都農ワインでは、梅の発酵も終盤、来週からろ過や瓶詰に向けた作業をはじめます。私達もいいうめわいんをつくらんといかんです!
『梅もんじゃ けんぼー農園』の立派なwebサイトも奥様自身が作られています。美味しそうな梅の写真にうっとり、楽しいブログも必見です。
梅もんじゃ けんぼー農園 のWebサイトは、こちらから。
赤尾