先週から一部のシャルドネの収穫をはじめました。
ブドウには厳しい作柄になった2010年。
今年は、曇雨天につきます。
地球規模の異常気象に驚いた年でもありました。
また、4月から6月までの日照がブドウの生育にとても
大事なんだと再認識させられました。
ただ、天気を悪者にしていても、なにもはじまりませんので、
今年気候条件下で反省すべき点がいつくかあります。
葉面散布の徹底や肥培管理、草管理などもっとやれることが
あったとも感じています。今年の経験を来年につなげたいです。
しかも今年は、口蹄疫で暗く沈んだ中でのブドウ栽培でした。
精神的にきつい時期でしたが、けなげに育つブドウを
スタッフみんなで管理してきました・・・。
7月に入ってからは強い日照に恵まれました。
お陰で、若干の回復を見せてくれたシャルドネ。
傷んだブドウを綺麗に取り除きながら、健全な果実のみを
収穫し、丁寧にワインを造っていきます。
ワインは年ごとに味が変わります。
それは、毎年気候が違うのでブドウの質が変わるからです。
その違いを楽しめるのもワインの魅力です。
2010年産のワインをみんなで楽しめるよう醸していきます。
赤尾