[光沢のあるシャンパンゴールド]
透明度のある淡いシャンパンゴールドの色合いをしています。
グラスを伝う液面の動きはゆっくりとしていて、宮崎らしい日照量の多い、
果実味豊かな凝縮感もうかがえます。
[フレッシュさと濃縮さと優しい樽香]
オレンジなどの柑橘系や木香バラのようなフレッシュな香りが第一印象。
次に、樽からの優しいバニラのようなニュアンスがフレッシュな香りと重なり合い、
上品さを持たせています。
グラスを回すと、洋梨やリンゴの蜜のようなボリューム感のある熟した甘い香りが
顔を覗かせます。
また、ミントやジャスミン、バナナやトロピカルフルーツなどの多彩な香りを感じさせます。
[心地のよい酸味と果実味、上品な苦み]
心地のよい酸味と果実味が口全体に広がり、リッチな印象。
そこに、上品な苦みがアクセントとなってバランスのとれた味わいを感じます。
次第に、バターのような乳製品の柔らかいタッチがふくよかな印象に変えていき、
ボリューム感が増していきます。
余韻も長く続き、1本をゆっくり楽しむことができます。
[熟成にも期待大!]
まだまだ閉じている印象ですが、グラスを回すたびに変化する香りや
フレッシュな酸味と濃縮感ある味わいから予測をすると、熟成に大変期待できそうです。
現時点でも十二分に楽しめるフレッシュさや華やかさもありますが、
清酒の生酒のように保存方法に気をつけながら、ビン熟成による変化も楽しみです。
[天ぷらやグラタンなど、多様な料理と良い相性!]
竹の子や山菜の天ぷら、旬魚のムニエルなどの料理と良い相性を見せてくれます。
他にも、あさりのバター炒めや新ジャガのグラタンなど、ワインの味わいからも感じる
バターのようなニュアンスとのペアリングも楽しめます。
冷やしすぎるとシャルドネ種本来の香り、旨味が半減されてしまいますで、
10℃~15℃ぐらいがオススメ!