重厚な味わいと華やかな余韻が楽しめる。
最良の単一畑、6耕区のシャルドネから生まれた、
都農ワインの逸品、シャルドネ アンフィルタード。
樹齢16~17年目になったシャルドネ。
土づくり、月の満ち欠け、草性栽培、剪定方法など、独自の栽培方法で
育てられたシャルドネ。牧内大地の風味が詰まったブドウを丁寧に醸しました。
2010年は、春先から長雨に悩まされましたが、
7月から好天に恵まれ、豊富な日照に恵まれました。
6耕区のシャルドネ アンフィルタードの専用園では、
糖度が22度に達しました。
都農ワインはじまって以来の高糖度となり、
風味豊かなブドウで仕込みをすることができました。
■輝きを持ったレモンイエロー。
輝きのあるレモンイエロー。輝きもあり、黄色のニュアンスが強く、ブドウの熟度が高かったことが伺える色合いです。粘性を感じるような液面の動きからも見た目からも濃縮感を感じます。
■華やかで高級感ある香り。
パイナップルやライチのような香りが第一印象。白い花や黄色い果物を連想させられ、トロピカルな香りで華やかです。次にレモンなどの柑橘系の香りにミントのような香りに清々しさも感じます。バターやヨーグルトのような乳製品の香りも心地よく感じ、華やかで高級感ある香りを演出しています。さらに、ナッツやアーモンドといった芳ばしい香りと綺麗な樽の香りが重なり合いながら香りの幅を持たせています。現時点では、まだまだ閉じて硬い面もありますが、じっくり開いてきそうです。
■滑らかな酸味と重厚な味わい。
滑らかな酸味と重厚感のある味わいがバランスよく協調しています。また、粘性を感じる口あたりからは、ネクターも連想させられ、果実味豊かな濃縮感とヨーグルトのような柔らかい舌触りです。余韻も長く、柑橘類を口にしたような爽やかさも楽しめます。
■熟成にも期待大!
現時点では、まだまだ閉じていて、硬さを感じる印象ですが、グラスを回すたびに変化する香りや濃縮感ある綺麗な味わいから考えると、熟成は大変期待できそうです。
今でも楽しめる華やかさもありますが、清酒の生酒のように、保存に気をつけながら、ビン熟成による変化も楽しみです。
■竹の子や山菜の天ぷらと良い相性を見せそう!
特に、竹の子や山菜の天ぷらと良い相性を見せそうです。他にも旬魚のバターソテー、アサリのバター炒め、アスパラガスと新ジャガのグラタンなどとも楽しめそうです。
冷やしすぎるとシャルドネの旨味が半減されますで、10℃~15℃ぐらいがオススメ!