<組織改編にともなう代表挨拶>
日頃より都農ワインをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。この度、有限会社 都農ワインから株式会社 都農ワインに組織改編し、私こと、小畑 曉が社長の重責を仰せつかりました。
都農ワインの歴史を振り返りますと、昭和63年に都農町役場内にワイン対策特別調査班設置され平成元年にブドウ栽培適地試験を開始しました。平成3年、宮崎県食品加工研究センターと共同研究を経て、平成5年には都農町果実酒醸造研究所にて試験醸造を行いました。平成6年、第三セクター有限会社都農ワインが設立され、平成8年にはワイナリー建屋が完成。同年8月に果実酒製造免許を取得、本格的な仕込みが始まりました。平成8年11月にグランドオープン、ワイン販売がスタートしました。
その間、弊社は一貫して、地元産ぶどうにこだわり、ワインを製造してまいりました。国産ワインコンクールで金賞受賞、2004年ワインレポートでキャンベル・アーリーが世界100選に選ばれました。また、ワールドワインアトラス第5版で日本のワインを代表するワイナリーにも選ばれ、今年はキャンベル・アーリーがジャパンワインチャレンジで金賞、トロフィー賞を頂きました。これはぶどう生産者の皆様の協力のもとに安定的にブドウを供給して頂き、ワインが生産出来たことと、感謝申し上げます。
20年間を通して言えますことはその間、本当に困難なこと、苦しかったことも多々ありましたが、すべての皆様のご助言、お力添えのお蔭で20年間を乗り越える事ができたと、改めて感謝申し上げます。
弊社は12月1日にAPファンド様から増資を受ける予定です。APファンド様のご指導を仰ぎ、より迅速な経営を心掛け、消費者の皆様のニーズに対応できる体制を築き上げます。今後につきましては皆様のご指導、ご協力を頂きながら、地域社会、都農町に少しでも貢献し、お客様に信頼されるよう、職員一丸となり頑張っていく所存です。どうか当社の今後のあり方につきまして、忌憚のないご意見を賜りますようにせつにお願い申し上げます。
平成28年11月21日
代表取締役 小畑 曉
2016年10月14日 宮崎日日新聞
都農ワインの組織改編にともなう記者会見の内容が掲載されました。
2016年10月14日 日本経済新聞
都農ワインの組織改編にともなう記者会見の内容が掲載されました。