2011年のシャルドネアンウッドをカーボネート方式(炭酸ガス充填)で瓶詰しました。2011年は決して良い作柄ではなかったのですが、収穫時期を見極め、酸味がイキイキと感じる時点で収穫しました。
シャルドネと果実味や酸味が特徴として楽しめるよう、樽を使わず、ステンレスタンクで専用の酵母を使い、2週間の低温発酵をさせた後、タンクで3ヵ月熟成させました。フレッシュ感が楽しめるよう、これまで、経験してきたカーボネート方式の技術で丁寧に瓶詰をしました。
色合い
透明感のあるライムグリーンをしています。色合いからも若さを感じますが、途切れなく泡が立ち、見た目にも楽しめます。
香り
ビスケットのような香りと若草やハーブ、ブドウの新芽をも思わせる香りが第一印象。さらにグレープフルーツや柑橘類の香りが炭酸とともに立ち上りフレッシュさが楽しめます。
味わい
爽やかな酸味と心地よい炭酸が口の中に心地よく広がります。また、優しい甘さと酸味に加え、炭酸のアクセントが良いバランスをとっています。終盤、グレープフルーツやオレンジを連想するような余韻も楽しめます。
熟成
1年ほどはフレッシュ&フルーティーな状態で楽しめると思います。1年を過ぎるとシャルドネの熟成香も出てくると思いますので、爽やかな印象がどのように変わるのか、私たちも楽しみです。
楽しみ方
8~12℃でお楽しみください。夏場は、もっと冷やしても充分楽しめます。食前酒としても楽しめますが、アサリやエビのマリネなどと良い相性をみせそうです。素材を軽く味付けして楽しむような料理と好相性を見せそうです。