先日、嬉しいメールが都農ワイン宛に届きました。
スタッフ一同、とっても元気をいただいた、嬉しいメールでした。
本人に了解を頂きましたので、皆様にご紹介させていただきますね。
都農ワインの皆様
こんにちは。はじめまして。東京都港区在住の長谷と申します。
本日、なんとなく新宿南口近くにある宮崎県のアンテナショップに立ち寄ったところ、貴ワイナリーのワインを見かけました。こういったお店ですから、まあお土産程度に作られたワインなどがあることはままあることですが、ワインの前を通り過ぎようとしていたそのとき、白ワインのワインらしいエチケットに"CHARDONNAY"の文字。これはただ事ではないと瓶を手に取り眺めること数分。。。
ちょっと高目かもしれない価格に給料日前日の財布の中身にビビリながら、「同じ水を起源とした食材は合う」との妄想に言い訳をし、宮崎産の豚足と同じく宮崎産の炭火焼地鶏と一緒に購入し、家で飲みました。
いまルームシェアをしている友人がいるのですが、これがまたワイン馬鹿で、家にワインセラーが8台、貯蔵ワインの数も100本を越えるような状態なので、よく二人でいいワインを楽しんでいます。(何せ足元に木箱ごと買ったオーパスワンがあるくらいで。。。。)
さて、その二人が飲んだ感想なのですが。。。
要は「思わずメールでお礼を言いたくなるほどうまかった」というわけで。(笑)
最初に(その後かなり長い間楽しめますが)ほのかな炭酸が舌を刺激しました。
しっかりした、しかし嫌味のない酸味。嫌味の無い程度に立ち上るフルーティーな香り。なんといってもしっかりしたボディ。しばらく空気に和ませると、しっかりと立ち上がる芳醇なブーケ。
すばらしいです。まちがいなくこれはワイン。
しかも、樽香のバランスがあともう少し繊細に取れれば、フランスのそれなりになの通ったワインと肩を並べるはず。(友人談)
はっきり言って参りました。コストパフォーマンスも問題ありません。この味であれば。
いま、注いで40分ほど経ったところで最後のしずくを楽しみましたが、ちょっとこれは縦に抜けすぎるかな。でも、ボディーがしっかり残っているところは、しっかりした正真正銘のワインであることの証明ですね。
友人は先ほどパーティーに出かけましたが、「これ、持って行っていい?」と、飲みかけのボトルを持っていってしまいました。そちらは常日頃良いものを呑んでいる集まりなのですが、つまりそれに持っていけるものであると友人も判断したようです。出かけざまに「良いものをありがとう」といっていきました。これが日本国内。しかも私と友人の出身である九州(私たちは福岡ですが)であることは、みなさん想像できないでしょう。
本当にありがとうございました。今回はシャルドネ・エステートを頂きましたが、近いうちにアンフィルタードを呑んでみたいです。私も友人ももっとコクのあるものが好きなので。
ご馳走様でした。
長谷
返信いただきましてありがとうございます。
Webサイトの記事も目を通させていただきましたが、ずいぶんとご苦労なさった結
果がこれなんですね。
ぶどう、ことにワインに使われるぶどうは気候が厳しい年ほどおいしいと聞きま
す。2003年のフランスはいい例なのだと思いますが、 気候が悪くぶどうが努力をし
たときにおいしいワインができるなら、人が努力をしておいしいワインができるのも
同じことだと思いました。
で、1/3ほど残っていたシャルドネ・エステートを持って六本木に出かけていった
ルームメイトによると、ワインは普通に評判良く、その上で、「これ、宮崎のワイ
ン」と飲んだ後に聞いてみんなマジで驚いたとのこと。
いま注文しているワインが届くのが楽しみです。
12月にはいってからだったかな?
いろいろ大変でしょうけど頑張ってくださいね。
長谷
お手紙を読んでいて思わず嬉しくなりました。
同感です。
これは正真正銘の九州のワインです。
造り手の根性に乾杯、そしてすべての都農ワインファンに乾杯。
ファンファン様
はじめまして。
長谷様やファンファン様のあたたかいお言葉に、私の方が嬉しくなりました。
本当にありがとうございます。
私は販売スタッフなのですが、工場長や栽培・醸造スタッフの
“ワインに対する愛情や姿勢”は、世界のワインメーカーに負けないくらいすばらしい!
と、思います。だから、いいワインが出来るんだ。
と、自負しております。
それよりもなによりも、ここまで頑張ってこれたのは、
都農ワインを応援してくださっている皆さまがいてくれたおかげだと思います。
皆さまに心から感謝申し上げます。
本当にありがとうございます。
これからもご愛顧くださいますよう、応援宜しくお願い申し上げます。
都農ワインを愛してくださっている皆さまに
感謝をこめて、カンパイ!!
更に後日談(笑)
シャルドネエステートに惚れた私は、これを1本、行きつけのレストランバーに預けておきました。
で、職場の同僚と一緒に行ったときに開けてもらったのですが、まあさすが、シニアソムリエ。エチケットを見て少し低めの温度で出してきたら、あの炭酸がしっとりときれいに落ち着いていいるではないですか!すばらしい!!
なるほど、「ワインを注ぐ」という仕事が成立するわけです。
で、そのソムリエ氏に味見をしてもらったのですが、アロマを確かめた時点で口元が緩んだのを私は見逃しません(笑)
口をつけて、無言。しかも長い!(笑)
無表情のまま、何度もエチケットを確認し、おそらくは「これは今、俺が抜栓したはずだ」と何度も咀嚼しながら出た言葉は
「これは日本のワインではない!」
あとはただ爆笑。ええ、私たちに更に1杯ずつ注いだ後、ボトルに残っていたワインはそのままバーカウンターの中に消えていきました(をい)
長谷様
いつもお世話になります!
またまた飛び上がるくらい嬉しいコメントをいただき、
スタッフ一同大変喜んでおります。
私も先日シャルドネ・エステートを飲んだのですが、
やっぱりおいしかったです。
長谷様のようにすばらしい表現ができないのですが、
何ともいえず素直においしい!というのが私の感想であります。
今年も都農ワインを応援&ご愛飲くださいますよう、
宜しくお願い申し上げます。
長谷様のお言葉、いつも励まされます。
本当にありがとうございます☆