一年前の今日 2010年4月20日。口蹄疫発生の日・・・。
【口蹄疫から1年を振り返るフォーラム】
風化させてはいけない、同じ失敗を繰り返してはいけない。
防疫意識を高めなければならない・・・。
畜産業、地域産業の再建のために。。。
口蹄疫被害者協議会主催で、川南町で開催されました。
講演では、ウィルス発生、発症のメカニズムや家畜伝染病の変更点、
口蹄疫対策マニュアルなど、大学教授、農水省や県の機関の担当者が来て、
説明して下さいました。
また、近隣諸国での発生、対処方法などとの報告や対処法の比較、
今後の課題や昨年の初動で感じたことなどのディスカッションも行われた。
前向きな意見も多かったです。
今回の口蹄疫に関して、はっきりと解明されていない点も多いですが、
国や県の役割が明確になれば、農家さんの役割、責任も明確になります。
気を引き締めることと、再建に向けて前向きな意見もでました。
畜産農家としてのリスク意識を高め、維持する事の重要性や
畜産県なだけに地域産業への影響や打撃も大きい。
各組織で協力し合いながら防疫に努めることも話し合われました。
東北地震、原発問題と似た点も多い印象も受けましたが、
口蹄疫との被害の大きさはケタ違いです。
宮崎の元気が支援のひとつ、恩返しになると、口蹄疫で助けてもらった分
今、私たちにできることを…。
震災、原発の一日も早い復旧、復興に支援物資を集め、
川南町から東北へ向かった畜産農家さんたち、、、
「絆」をテーマにした今回のフォーラム。
前を向いていく姿勢に、元気をいただきました。
赤尾誠二