シャルドネの果実味と厚みのある酸味、樽由来の複雑味も楽しめるワイン。
○テイスティング日時:2007.3.11
■輝きをもった深みのあるイエロー
緑がかった麦わら色をしていて、輝きのあるイエローをしています。強い色調で、深みのあるゴールドのニュアンスもあります。
■南国の甘い果物とココナッツのような濃厚な甘い香り
非常に華やいだ香りで、熟した果実の香りを強く感じます。複雑さに富んでいて、パイナップル、ココナッツにバターやヨーグルトのような香りが立ち上ります。心地よくあふれ出る香り!!特に南国の甘い果物、トロピカルなニュアンスが力強く、濃厚な感じを受けます。グラスに注がれたワインは、その香りをいつまでも強く感じさせ、徐々に変化をしてきます。レモンや柑橘系、ミント、白い花の香りが中盤をしめ、後半は、バターや生クリーム、熟したバナナなどしっとりとした印象になってきます。
■しなやかで、厚みのある口当たり
アタックの酸が自然で心地よくありながら、しっかりと主張しています。また、リンゴ酸と果実味のバランスがよく果実の濃縮感があり、パワフルで重厚な印象を受ける口当たりです。アフターにグレープフルーツのような心地よい酸味がのこり、その後、磯のような塩味のある印象を残しながら自然に舌の中からスーッと引いていきます。
■熟成は。。。
酸と果実味がしっかりとしているので、充分に熟成が期待できそうです。保存状態にもよりますが、3~5年は楽しめそうです。
■地鶏の刺身、豚シャブとあいそう!
地鶏のさっぱりとした旨みのある刺身や焼き鳥、山菜の天ぷら、煮物。肉では、豚シャブやせいろ蒸しなど、いろんな料理と楽しめると思います。冷やしすぎるとシャルドネの旨味が半減されますで、10℃~15℃ぐらいがオススメ!