ティスティング日時:2005年12月19日 AM 12時
●色は?
今年のスパークリング キャンベルは、ピンク色の強い、色鮮やかな色合いをしています。酸味と甘み、炭酸のバランスを楽しめるワインです。グラスに注いだときに膨らみ上がる泡が鮮やかなピンク色で、炭酸は豊かにゆっくりときめ細やかに立ち上ってきます。
●香りは?
瑞々しいアセロラやスイカの優しい香りが、溌剌とした炭酸の刺激的な香りと調和して、次々とあふれ出してきます。また、フレッシュなイチゴの酸味を感じさせる清々しい香りに加えて、屋台のリンゴ飴から香ってきそうなべっこう飴のような甘い香りが混じり合う感じも面白いと同時に心地よい香です。
●味わいは?
口に含むと、生き生きとした果実味と柔らかい炭酸がパッと口の中に開き、その後すぐに酸味が味わいのラインを舌の両脇から感じてきます。果実の凝縮感を感じ、タンニンの存在感もしっかりしています。終盤には炭酸の酸味が口の中に残る全ての味わいを洗い流し、余韻はドライで引き締まった印象が残ります。
●今後の期待度は?
炭酸と酸味によって、綺麗に熟成できると思います。香、味わいの変化がどうなるのか、楽しみです。
次回のVol.2 スパークリングワイン キャンベルのティスティングは、9月旬予定です。お楽しみに!