ティスティング日時:2006年3月26日PM7時
●熟成は?
透明感のあるグリーンイエローで輝きがあります。
●香りは?
トップノーズにはストイックな焼き栗の香りが表れ、樽香がよく馴染んでおり、オーキーさが全面に主張されています。そして、オーキーさに勝るオレンジピールや青いバナナといったブドウのアロマが生き生きとその存在感を主張しています。エステル香も華やかで、吟醸香にも似たその香りはワインに幅を持たせています。上品に香るミネラル香は上質のブルゴーニュを彷彿とさせます。
●味わいは?
口に含むと舌先にぴりぴりとした微炭酸を感じ酸味のニュアンスが心地よく、果実味を豊富に感じ、口当たりもソリッドな感じを受けます。実にしっかりしたボディで、2000年以来感じたことのなかった肉厚さで、噛みごたえすら感じそうなくらいです。酸味にキレがあり、味わいに一段のシャープさを与えています。余韻にはスモーキーな返り香が余韻に深みを感じます。
●今後の期待度は?
今年のシャルドネ エステートは、がちっとした、肉厚な味わいです。がっちりとシャープな部分が熟成によって、丸味をおび、調和が取れてくるのがとても楽しみです。期待大です。
次回の Vol.2 2005 シャルドネ エステート のティスティングは、7月下旬予定です。
どんな変化をしていいくのか・・・。勾ご期待!お楽しみに~♪