アペリティフに最適。コクとキレのある辛口タイプのロゼ
■2009ビンテージレポート
今年は、春先から少雨、乾燥、寒暖の差、さらに台風襲来ゼロ。ブドウ栽培には好条件と言われる環境に恵まれました。これまで、雨対策、台風対策に神経を使ってきましたが、今年は、「乾燥」という間逆の環境。黒ボクと言われる私たちの土壌は、乾燥に弱く、雨が降らないと極度の乾燥状態に陥ります。潅水などの乾燥対策にも気を使いながら、6月を乗りきり、太陽の光をサンサンと浴びた、風味豊かな立派な尾鈴ブドウをいただきました。
■メイキングレポート
3種類の酵母を使用し、2ヶ月間かけてじっくりと発酵させ、辛口でありながら、フレッシュでフルーティーさはそのままにコクとキレのあるロゼワインに仕上げました。また、容器は、ブルゴニュー壜を採用し、従来の甘口のキャンベル・アーリーと明確に差別化を図りました。
テイスティング日時:2010年02月15日
■キラキラと輝く、鮮やかなピンク
ピンク色のトーンが強く、力強い色合いです。鮮やかな色合いからもイチゴやリンゴなどの果物を連想させられます。
■イチゴの香りをベースにした甘~い香り
イチゴの香りをベースにモモやリンゴの香り、さらにはバニラのような甘~い香りがそれらを包み込んでいます。綿飴のようなニュアンスも感じながら、チェリーやハーブのような香りも顔を出し、オレンジのような清々しさも楽しめます。
■コクと味わい深い酸味のバランスが良い
フレッシュ感ある酸味が口全体に広がり、さわやかな印象が第一印象。辛口ですが、旨味を感じるコクがしっかりしていて、酸味とコクのバランスがとても楽しめます。また、野イチゴを食べたような味わい深い酸味が余韻を長く楽しませてくれます。
■アペリティフに最適。なくてはならない新しい1本
飲み頃は、8℃~12℃。飲みあきない口当たりですので、アペリティフ(前菜)に最適です。飲み疲れしない味わいですので、ランチの時に気軽にたのしめますし、ディナーの時にはアペリティフに最適です。
乾杯の後のサラダや旬の温野菜のサラダ、カルパッチョ、季節感ある旬の山菜テンプラなどとは、特に良い相性をみせそうです。心地よい酸味とコクとキレのある味わいが食事をすすめてくれます。「このワインはどの料理に合う?」と迷うことなく、お楽しみいただける、なくてはならない新しい1本です。
面白い相性として、「おでん」(^^ゞ
素朴な素材の旨味や風味を邪魔せず、心地よい酸味が料理の味を引き締め、ワインの味わいも広がりを見せてくれる、意外で面白い相性でした!
甘口の苦手な男性でも楽しめる「キャンベル」です。
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赤尾誠二