味わい深い酸味が心地よく、濃縮感が最高
樽発酵、樽熟成の正統派シャルドネ エステート。
樹齢16~17年目になったシャルドネ。
土づくり、月の満ち欠け、草性栽培、剪定方法など、独自の栽培方法で
育てられたシャルドネ。牧内大地の風味が詰まったブドウを丁寧に醸しました。
2010年は、春先から長雨に悩まされましたが、
7月から好天に恵まれ、豊富な日照に恵まれました。
熟度が上がるのに時間はかかりましたが、厳しい選別を行い、
高糖度の風味豊かなブドウを収穫しました。
■テイスティングレポート シャルドネ エステート 2010
テイスティング日時:2010.4.18
■落ち着きのあるライトイエロー。
落ち着つきのあるライトイエロー。光に照らすとキラキラと輝きます。蜂蜜のような色合いから、熟したブドウであったことも伺えます。
■リンゴのような爽やかな香りが第一印象。
リンゴのような爽やかな香りが第一印象。次に、ライムやミントといった清々しいニュアンスとパイナップルやモモのような甘い香りが重なり合いながらグラスから香りが立ち上ります。終盤、ナッツやアーモンドのような芳ばしい香りと樽の香りに上品さも感じます。まだまだ閉じた要素もあるので、半年、1年後と徐々に開いてきそうです。
■味わい深い酸味が良いバランスをとっています。
味わい深い酸味が口全体に心地よく広がります。アルコールのボリューム感とキレのある口あたりが、しっかりと骨格をもった味わいと良いバランスをとっています。終盤にかけては、柑橘類を口にした後のような爽やかな余韻が長く楽しめます。
■1、2年後の熟成に・・・、期待!
現時点でも楽しめる味わいですが、良い硬さも感じるので熟成も期待できそうです。特に、果実味、酸味による骨格がしっかりしているので、今後、ビン内で熟成することによって、更に香りが開き、熟成していきそうです。
■さっぱりした料理と良い相性!
地鶏の刺身やタタキ、鯵のマリネ。そして、山菜の天ぷらや煮物。旬野菜や魚のテリーヌ。豚シャブやせいろ蒸しなどさっぱりした料理と良い相性を見せそうです。
冷やしすぎるとシャルドネの旨味が半減されますで、10℃~15℃ぐらいがオススメ!