色が濃く、タンニンの豊富な品種を探して出会ったブドウ品種、ビジュノワール。
「Bijou」は、フランス語で宝石、「Noir」は、黒を意味しており、「黒い宝石」という名前になります。
甲州三尺×メルロにマルベックをかけ合わせた、国内交配品種。
熟期が早く、台風シーズン前に収穫でき、都農に適しています。
黒みを帯びたルビー色をしていて、プラムや黒いベリー系の香り、
骨格のしっかりとしたタンニンと果実味が楽しめ、肉料理との相性も抜群です。

［重厚感のある濃い紫がかったあずき色］
熟成されたプルーン、ダークチェリーのような濃い紫がかったルビー色。
和をイメージさせるようなあずき色も感じ、落ち着きのある上品な印象です。
上品な印象とは対極に、粘性はやや強く感じ、凝縮した重厚感が見受けられます。

［黒いベリー系の香りと柔らかいロースト香のハーモニー］
上品な樽のロースト香が心地良く、同時に香る黒いベリー系の甘み、
煮つめたジャムのようなフルーティーさがロースト香と上手くマッチしています。
グラスを回すと、落ち葉や腐葉土のような土壌を思わせる印象、
スパイシーで複雑さも楽しめることができます。。

［凝縮した果実味、上品で厚みのある味わい］
骨格のしっかりとした果実味と、程よいタンニンが全体を構成しています。
初めに感じる黒い果実、後から来る重厚感が余韻を長く、上品な味わいを表現しています。
ダークチョコレートをイメージさせる甘み、鼻から抜ける微かな爽快感、
重厚感がありながらも緻密さと繊細さのある赤ワインです。

［脂身のある肉料理との相性も抜群！］
12℃～15℃と冷やしすぎないようにしてお楽しみください。
脂身のあるサーロインステーキ、すき焼き、味噌ベースのホルモンなど、
肉料理全般と良い相性をみせます。
食後にゆっくりと楽しみたい時には、ハード系のチーズやドライフルーツなどを
おつまみにしてみると良い相性をみせてくれます。。

［爽やかな味わいの調理と相性抜群！］
地鶏の刺身やタタキ、鯵のマリネ。そして、山菜の天ぷらや白身魚の煮付け。
旬野菜や魚のテリーヌ。豚シャブやせいろ蒸しなど、さっぱりした料理と良い相性を見せそうです。
また、都農ワインスタッフから ” 酢豚 ”とも好相性!!とのお話しもありました。
冷やしすぎると旨味が半減されますで、10℃～15℃ぐらいがオススメです！