ロゼ“rose”とは、フランス語でピンク色を意味します。ピンク色のワインを総称してロゼワインと呼びます(日本語でロゼワインは桃色葡萄酒?)。 ところで、皆さん、ロゼワインはどう作られるか、ご存知ですか?
ロゼワインの製法は大きく二つに分けられます。ひとつは、黒ぶどうの果皮を漬け込む方法です。発酵が進むにつれ、果皮の色素がワインに移行します。そこで、望む色に達した時点で果皮を取り出し、ロゼワインが出来上がります。
もうひとつは、黒ブドウを圧搾して色素を取り出す方法です。その後のワインの発酵は白ワインと同じで、低温発酵させることが多く、先述したロゼワインの製法と区別して、ブラッシュワインとも呼ばれます。都農ワインのキャンベル・アーリーは、このブラッシュワインの製法で作られています。ですから、あんなにフルーティーなワインに仕上がるのですね(自画自賛?)。
なお、白ワインと赤ワインをブレンドしてロゼワインを作る方法もありますが、この方法はフランスなどの諸国では禁止されています(例外的にシャンパンは許されています)。