NHK教育テレビ“21世紀ビジネス塾”で、
生ゴミを利用した循環型農業に、
町全体で取り組んでいる都農町が紹介されました。
(「町づくりは“変人”から始まる」5月28日放送)
特産品の葡萄で町おこし。町は、平成8年、都農ワインを設立。
「ワインに適した、いい葡萄を作りたい」
そんな思いから始まった土づくり。
平成12年、ワイナリー敷地内に生ゴミをたい肥化させる
実験プラントを設置。
環境保全型農業を一つの産業ととらえ、研究を進めています。
農家との勉強会・実証実験を重ね、葡萄以外の作物にも応用。
実績が認められ、農家は、大手スーパーとの契約栽培で
収益を伸ばしています。
「世界のワインをつくりたい」大きな夢を抱いて札幌からやってきた
“よそ者”の工場長。
独自の農法を提唱する“地元の変わり者”の肥料店経営者。
定説を覆す農法に戸惑いながらも、畑を潰す覚悟で臨んだ生産農家。
妥協しない物づくりへのこだわりと、挫折と失敗から培った不屈の精神。
変人活性化こそ地域活性化…人選びの基準は“変人”(豊かな個性)。
「“よそ者”が入ったことで、刺激が生まれ、地域の閉鎖性を打ち破り、
今まで埋もれていた人材を引き出してくれた」と、語る町長。
ワインづくりを通して、地域の発展に貢献していきたい。
豊かな都農の自然と、個性ある変人達から生まれた都農ワインの挑戦は、
これからも続きます。