生ゴミ堆肥化で大賞受賞!!
生ゴミの堆肥化に取り組む都農町が、環境保全型農業推進コンクールで、大賞の農林水産大臣賞を受賞しました。都農町は平成12年、都農ワイナリー敷地内に堆肥化施設“グリーンガイア”を設置。家庭や飲食店・スーパーなどから出た生ゴミを堆肥化し、農業資材として対象農家に配っています。土壌改良材または、“土ごと発酵”のスターターとして使用することで、良質な土づくりに取り組んでおり、そこで生産された農産物は市場でも高い評価を受けています。昨年11月には、町や民間業者で生ゴミの堆肥化に取り組む協議会を発足。行政主導から民間主導に変え、コスト意識を高めて事業として確立していく方針です。
土ごと醗酵は、都農町有機農業研究会(OFRA)の皆さんの技術です。生ゴミを堆肥化した肥料の有効活用ができる技術をアドバイスしています。作物が健全に育つために、欠かせられない土壌作り。都農ワインのぶどう園でも、ブドウの搾り粕の一部を堆肥化し、その堆肥を使い土壌作りをしています。
※2007年3月17日、宮崎日々新聞に掲載されました。受賞式で都農町の取り組みを紹介する都農町役場 農林水産課 河野課長。
また、コンクールは、環境保全型農業の確立を目指し、1995年から意欲的な農家や団体を表彰しています。今年は、全国で82の応募の中から、8農家・団体が大賞に選ばれました。