野口賞・産業奨励賞受賞
野口賞は、旭化成の創始者でアンモニア合成に国内で初めて成功した野口遵氏の功績と開発精神を伝えるため2001年に創設された。
幾多の苦難を乗り越え、都農ワイン磯を築き上げた前都農町長の河野通継氏と小畑暁工場長、赤尾誠二工場長代理、そして、土づくりの三輪晋氏の4人が、第8回野口賞・産業振興奨励賞を受賞。選考委員長の旭化成延岡支社長から「地域ぐるみで土づくりやブドウ栽培に取り組み、産業活性化に貢献したほか、生産7されたワインが世界的な評価を受け、開業以来、12年間黒字経常を続けていることなどが高く評価された」と選考理由が説明された。都農ワインの取り組みが、地域社会から評価を受けた証となる大変うれしい受賞でもあった。