無形文化遺産に登録された「和食」。
構想三年!宮崎の和食と都農ワインのマリアージュを
いち早く実現した、都農ワインの「情報誌CORK」発刊です!
味噌や醤油、ワサビやポン酢・・・。
和のテイストが都農ワインと絶妙にマッチ!
同じ風土で育まれた、宮崎の和食と都農ワインの相性は、
新しい発見の連続でした。
これまで、イタリアンやクリスマスに向けたマリアージュを紹介しましたが、
三年前のマリアージュ特集後、次は「和」のテイストで挑戦したいね!と
ご縁を探していました。
都農ワインファンの方に和食の美味しいお店で都農ワインを応援して
くれているお店を聞き付け、県北に位置する延岡市で和食のお店を
営んでいる、「くらや」を紹介していただきました。
今回の編集は昨年末にスタート。
およそ6ヶ月かけて完成した情報誌CORKの編集ストーリをご紹介します。
開店当初から、都農ワインを置いているという大将の山口さん。「地もの」にこだわるので、地ワインは無条件に置いている、地の料理と相性も良いし、応援せないかん!と語っていただき、頭が下がる思いでした。初めて「くらや」で食事をした時、お刺身とシャルドネ アンウッディドが相性抜群だったのには感動しました。口の中で魚の旨みとワインが自然に馴染んでいくのが心地よく、ワインがこんなに美味しく感じるなんて、驚きました。
私たちは大将の話を聞くため、幾度となくお店を訪ねました。出汁の取り方や魚の目利き、お吸物の役割や和食の作法など、いつ訪ねても刺激的な話を聞けました。素材の力や旬というキーワードは、ワイン醸造と共通点があり、勉強になりました。時には、まかない飯をご馳走になったり、創作ラーメンを食べさせてくれたり・・・。大将を訪ねる楽しみの一つでもありました。
大将は、今回の情報誌に合わせて、ワインのことを意識した和食にもチャレンジしてくれました。マスカット・ベリーAエステートに、アンコウの肝をアンコウの切身で挟み揚げた料理をアレンジ。これは、ソムリエさんもビックリのマリアージュでした。
「地もの」にこだわるには、食材の四季を熟知した魚屋さんや八百屋さんとの連携も必要ということ。その協力体制も素晴らしいものでした。そして、その素材の力を生かした料理が、お客様の心を掴んでいるのだと納得できました。
「今まで和食には日本酒!と思っていたけど、ワインにも合いますね。意外な発見でした」、「西京焼とキャンベルドライのマリアージュ、感動しました!」とお客様。和食とワインのマリアージュは新しい発見の連続でした。
長期間にわたりご協力していただいた、山口さん、ご家族の皆様、本当に有難うございました。お陰さまで素敵な紙面ができました。皆様もぜひ、和食とワインのマリアージュを堪能してみてください。
都農ワインスタッフ一同