今年2020年7月20日に発行された「ソムリエ」175号は、コロナウイルスの脅威に晒された、ちょうどこの真っ只中で、新しい未来への活路を模索する日本全国や海外のワイナリーやソムリエの方々の明るく前向きなメッセージに溢れる一冊となっています。
表紙に記載された「未来の芽」というタイトルの通り、都農ワインの代表として営業部長の福嶋 進吾が、都農ワインの未来への思いを綴りました。
「不易流行」は松尾芭蕉が提唱した俳かい理念の一つである。という一文から始まる本文では、宮崎県都農町で始まったブドウ栽培の苦難の歴史から、今日、世界中に蔓延しているコロナウイルスの思わぬ試練の訪れをつなぎ合わせて「不易」が人の縁だとすると、「流行」はコミュニケーション手段ではないだろうか。と最中での都農ワインの葛藤がつづられています。
瞬く間に移り変わっては、ステージが変化していくこれからのオンライン戦略への挑戦は、成果の読めない課題も山積みですが、「みんなのワイン」である都農ワインの理念を忘れずに、これからの明るい未来をメンバー全員で醸していきたいと、本文のとおり、改めて感じました。
機関誌Sommelier(ソムリエ)175号
2020年7月20日
一般社団法人日本ソムリエ協会 発行
※こちらの機関誌は、非売品となります。書店等での販売は行っておりませんので、予めご了承ください。