■マスカット・ベリーA プライベート リザーブ 2004
■可能性を求め、長期樫樽貯蔵 【5年貯蔵】
私たちはマスカット・ベリーAにさらなる可能性を求めました。
それは長期樫樽貯蔵です。1年間ステンレスタンクで寝かせ、
さらに4年間フレンチオークでじっくり熟成させました。
5年もの歳月を重ねたマスカット・ベリーAは、オークの香りと
果実香が心地よく、滑らかなでふくよかな味わいに仕上がっています。
ようやく皆さまへご案内できることとなりました。
数に限りがございますが、
2009年11月28日より
価格:1,890円/本(税込)
発売させていただきます。ぜひご利用くださいませ。
※オンラインショッピングへは、こちらから。
●タイプ:赤・辛口・ミディアムボディー
●飲み頃温度:10℃~15℃
●アルコール度数 11度
●容量 750ml
●価格:1,890円/本(税込)
※オンラインショッピングは、こちらから。
■熟成に耐え得る素晴らしさに感激。
この樽熟成のマスカット・ベリーA。非常に面白いワインだと思います。スペインやイタリアのワインで感じるような香りと味わいに驚きました。ミディアムボディーですが、グルナッシュ種やピノ・ノワール種からできたワインのような滑らかさも感じます。とても綺麗に熟成しています。樽熟成のなせる技、熟したワインの美味しさ、面白さを満喫できる味わいです。
【宮崎市在住ソムリエ 馬場博幸氏コメント】
■5年前の2004年ビンテージはどうだったの?
2004年の年間雨量は「2,697㎜」と例年に比べて少ない雨量となりました。特に5月から7月にかけて雨量が少なく、順調な生育を見せていました。8月の収穫時期に入ってからは、雨が多くなりましたが、秋雨前線が停滞する前に効率よく収穫作業をすすめ、風味豊かなブドウを収穫することができました。
2004年といえば、シャルドネの仕立て方を大きく変えた年でもあります。ヨーロッパ仕立ての垣根栽培から、都農古来のスタイル棚栽培に切り替えた年でした。思い出深い年だと記憶しています。
■2004のメイキングレポート
マスカット・ベリーAは、フルーティーな香りを出すために、2日間ほど低温で果実を浸漬した後、かもし発酵を行いました。果実の持つ華やかな香りを前面で楽しめるよう、発酵終盤にかけて30℃を超えないようコントロールしてきました。
その後1年間程度ステンレスタンクで熟成させたのち、樫樽で熟成させる方法を選択しました。樽熟成に入って2年目くらいをさかいに徐々に変化が現れ、面白い味わいに変化してきました。樽貯蔵4年目に入ると濃縮感のレベルが一段と上がり、熟成のピークを迎えたと判断しました。
■テイスティングコメント
オレンジ色がかった赤紫色をしていて、高級チョコと黒い果実の甘く華やかな香りと酸味が滑らかでタンニンとのバランスが心地よい仕上がりのワインです。
※詳しいテイスティングコメントは、こちらから。
ぜひ、お楽しみくださいませ。