都農の新たなる可能性を見出した、本格派のワイン。
15年の歳月をかけて誕生した、都農初のシラー。
■シラー プライベートリザーブ 2008
●発売日
◆ワイナリー販売:2010年6月19日より
◆ネット先行販売:2010年6月14日より受付
( 16日より配送手続き )
●タイプ:赤・辛口・ミディアムボディー
●価 格:2,800円/本/750ml(税込)
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ブルーベリーや黒コショウと複雑な香りに、心地よいタンニンと柔らかさを兼ね備えた本格派のワインです。都農の新たなる可能性を見出した、「シラー プライベートリザーブ2008」。いよいよ、リリース!
■都農初のシラー「 SYRAH ビンテージ2008 」
試行錯誤を繰り返し、15年・・・。あきらめなくてよかった。2008年8月、初めて納得のいくブドウを収穫することができました。さらに、15年目にして初めて台風襲来もなく、ブドウの熟度も上昇。試行錯誤と奇跡が重なって誕生した、都農初のシラーです。
詳しいテイスティングコメントは、こちらから。
どきどきワイン熟成中
■スジ肉の煮物と是非!
10℃~15℃と冷やしすぎないようにしてお楽しみください。肉料理全般と良い相性をみせます。特に、スジ肉の醤油や味噌ベースの煮物やトマト風味の効いたトリッパ。また、パストラミや燻製、デミグラスやバルサミコソースなどを使った肉料理ともイケそうです。
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■フランスのシラーでもなく、オーストラリアのシラーズでもない、都農のシラー。
「温暖な地域だから、シラーは合うんじゃない?」とよく言われますが、シラーは、栽培性がとても難しい品種です。宮崎では、暖かすぎますし、湿度も高い。高温多湿の環境なのです。それに比べシラーの銘醸地は、乾燥していて、土壌に豊かなミネラルがあり、朝晩の寒暖の差もしっかりあります。
この気候の違いを、土づくりや月の満ち欠けに沿った肥培管理、草性栽培、整枝剪定方法、台風対策と様々な栽培方法を試みてきました。業界内の固定概念にとらわれず、この地に合った栽培方法を地元の農業者に学びました。ブドウには年輪がありませんが、毎年、養分を蓄積して太くなります。私たち栽培者も、毎年の経験を年輪のように蓄積していくように努めてきました。
■皮の旨味を引き出す醸し発酵「 SYRAH メイキング 2008 」
選別しながら収穫を行い、良質な果実のみを仕込みました。通常赤ワインの醸しは、1週間から10日前後の期間行いますが、今回は、数種類の酵母を組み合わせ、4週間の醸し発酵を試みました。長期間の醸しは、果皮が傷みやすくなるので、リスクを伴います。しかしその分、果実、果皮に含まれる色や渋味、旨味を引き出すことができます。その後、低圧でプレス。2カ月ステンレスタンクで寝かせた後、樽へ移動し、17ヶ月間フレンチオークで樽熟成させました。
■ブルーベリーや黒コショウと複雑な香りに、
心地よいタンニンと柔らかさを兼ね備えている味わい。
赤紫色がかった淡い色調のルージュ。グラスを回すと香りが立ちます。チェリーやプラム、ドライプルーンといった赤や黒い果実の香りが立ち上り、ブルーベリーのような甘い香りと黒コショウのようなスパイシーな香りも楽しめます。
さらに、幅のあるタンニン(渋味)が口いっぱいに広がりますが、滑らかな一面も感じます。心地よいタンニンと柔らかさを兼ね備えている味わいです。終盤、果皮を噛みしめたような風味と黒コショウのような風味が余韻を構成して長く楽しめます。
3年から5年と熟成した雰囲気も複雑で面白そうです。
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