長期熟成によって育まれた上品な味わい。マスカット・ベーリーAの最高峰‼
プライベートリザーブ マスカット・ベーリーAが2月20日(土)より発売となります。
私たちは、マスカット・ベーリーAにさらなる可能性を求めました。それが長期樫樽貯蔵です。
数か月間ステンレスタンクで寝かせた後、フレンチオークでじっくりと熟成させました。
熟成を重ねたマスカット・ベーリーAは、オークの香りと果実香が心地よい調和をみせ、上品な味わいへと仕上がりました。
◇プライベートリザーブ マスカット・ベーリーA (赤/辛口/ミディアム) 3,300/本(税込)
淡くオレンジがかった、落ち着きのあるガーネット色。クリアに澄んでいて、柔らかさと優しさのある上品な印象。バニラやメープル、ジャムを連想させるような甘い香り。また腐葉土やニッケ、ハーブのような清涼感をもつ複雑な香りも感じます。グラスを回すと凝縮感のあるドライな果実で、上品な樽香に多種多様な香りが混ざり合い、飽きのこない香りに仕上がっています。
香りには甘く柔らかな印象がある一方で、味わいには綺麗な酸が残り、ややドライで上品な仕上がりです。ほどよいボディと果実の凝縮感があり、後から来るタンニンが全体をまとめています。余韻はやや長めで、樽の風味が心地よく鼻に抜けていきます。
品種特有の果実味が長期間の樽熟成を経て、柔らかく豊かな風味となり、マスカット・ベーリーAというブドウが別の魅力的な側面を見せている1本となっています。
飲み頃は12℃~15℃くらいがおすすめ。少し高めが柔らかく複雑な芳香をお楽しみいただけます。ローストビーフをポン酢やバルサミコソースで食べたり、キノコを使った料理ともよく合いそうです。また肉じゃがやすき焼きなどの和食もおすすめです。
グラスはどのような形でもお楽しみいただけますが、ふっくらとした形のブルゴーニュワイン用のグラスでお飲みいただくと、より一層、複雑なアロマを感じることができます。
[2016ヴィンテージレポート]
春先から気候は安定していて、例年と同じ時期に萌芽を迎えました。前年の長雨の影響で、生育にバラツキはありましたが、開花、結実期も順調に乗り切り、7月、8月の豊富な日照のおかげて、着色も進み、熟度の上がったブドウを収穫することができました。
[2016 メイキングレポート]
品種本来のフルーティーな香りを出すために、2日間ほど低温で果実を浸漬した後、かもし発酵を行いました。櫂入れ、液循環を行い、果実の持つ華やかな香りを前面で楽しめるよう、発酵終盤にかけて温度管理を徹底。その後、発酵、オリ引きの終わったワインを数か月間ステンレスタンクで寝かせ、フレンチオークの中で熟成させました。定期的に状態を管理し、濃縮感のレベルが上がるとともに、熟成のピークを迎えたと判断し、オリを吸わないよう慎重に樽上げをした後、瓶詰を行いました。
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