宮崎、都農でもようやく、寒さがやってきました・・・。
秋空のぶどう園では、トラクターの音が遠くから聞こえてきます。
お礼肥と草刈を今週からはじめました。
赤いトラクターのオペレーターは、雄二さん。プロのトラクタードライバーです!
農作業の中で、機械を使う作業は、使う人によって、作物の結果まで違ってきます。
体の一部がトラクターといってもおかしくないくらいの雄二さんの腕前。
雄二さんが園管理を一手に引き受けるようになってからは、園が綺麗になり、
草の生え方、園によるぶどうの生育ムラも減って、良いことばかりです。
機械の扱いがまずいと、怒られます。先日、若手スタッフも怒られてました…。
休憩中、雄二さんに作業の様子を伺いに行くと・・・。
草刈で使うトラクターのアタッチメントをモアーと言います。写真左です。
中はどうなっているかというと、写真右にように、L字の刃が背中合わせに
2枚ずつぶらさがっています。
その刃が草を砕き、ちょびっと土とも混ざります。写真右。
土の微生物によって、草の分解がスムーズに行われます。いい肥料になります。
今日で2日目ですが、順調!!ではなく!
雄二さんが…「このモア、あと5日間しかもたない・・・」と・・・。え~!!
実は、モアのシャフトについている刃の台座が、老朽化によって、壊れはじめていたのです。おそらく、普通は、壊れてから気付くのでしょうが、雄二さんは、感覚はすごいです。
見ると、本当に壊れていました。すぐに、対処策を考え、手配をしました。あと、10日間くらいは、草刈が続きます。
akao