仕込みというのは、収獲したブドウを除梗(ブドウの枝の部分を取り除く)し搾る。そして、果汁をオリ引きして、酵母を加え発酵させます。ここまでが仕込みと言い、海外では、「ビンテージ」と言います。ブドウは生ものですから貯蔵ができませんので、この時期がワイナリーで最も活気のある時期です。
尾鈴農協から地元ブドウ、キャンベルが運ばれてきます。
来たらすぐに仕込みに入ります。まずは、除梗(じょこう)機にとおし、粒と梗(こう(枝))を分け、粒だけにします。シンプルな機械ですがきれいに分けてくれます。
写真は梗の部分です。
粒は、搾汁機にモロミポンプで移動し、搾汁します。この機械の内側はゴムの風船があり、その風船が膨らむ事によって、粒に圧力をかけ、優しく搾ります。
味を見ながら搾汁をやめていきます。
果汁はタンクに移動し一晩冷やしておきます。翌日、上澄みのきれいな果汁を別なタンクに移動し(オリ引きと言います)、酵母を加えて発酵させます。
とこんな感じで毎日過ごしています。機械準備→ブドウ投入→搾汁→片付け→機械準備→・・・と今週いっぱいキャンベルの仕込みが続きます。ちょっと体も搾ってきた??
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