最初に収穫した6耕区シャルドネの発酵がはじまりました。
写真は、発酵栓といって、炭酸ガスを外に出し、外の空気は中に入らないようなつくりになっています。発酵が始まると「ポコポコ」と音を立て、見ていても飽きない動きをします。
シャルドネの収穫は終盤ですが、風で傷んだブドウの収穫に時間をとられていますが、明日で収穫の目処が経ちます。ホッと一安心。農場スタッフもバテ気味ですが、先が見えてきているので、表情は皆さん明るいです。
樽発酵させる方法は、シャルドネでは、スタンダードは手法ですが、発酵がはじまると、なんとも嬉しいものです。発酵は2週間ほどで終わりますが、その後、6ヶ月間樽で熟成させます。その間、酵母を撹拌しながら旨みを引き出していきます。
樽は、フレンチオークを使っています。樹の材料は樫木です。スガモロというメーカーの樽を使っています。オークの香りが心地よく、ヴァニラのようなニュアンスも香ります。これからじっくり熟成しながら樽の成分がワインとなじんできます。
ちょっと楽しみな6耕区シャルドネですので、2007年のワインがどう熟成するのか見守っていきます。
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