3月22日より
2007シャルドネ エステート、アンフィルタード同時リリース。
2007年は、どんな年だったかと・・・。
<2007 シャルドネ エステート>
■ビンテージレポート 2007
2007年の雨量は、2300㎜程度と平年並み。春先から、朝晩の低温が続き、寒暖の差のある春になり、充実した生育を見せていました。順調に生育していた中、7月14日、8月2日と相次ぐ台風の襲来。風にさらされたブドウは、大きなダメージを受けました。
収獲は、風で痛んだブドウを取り除き、8月下旬から良質なものだけを収獲しました。収穫量は減りましたが、風味豊かなブドウを収獲する事ができました。
<2007 シャルドネ アンフィルタード>
■ビンテージレポート 2007
8月下旬、台風の被害が一番少なくて、通年、良質な果実を実らせる園、6耕区のみを分けて収穫し、仕込みを行いました。収穫量は減りましたが、甘くて、風味豊かなブドウを収獲する事ができました。
■メイキングレポート 2007 Chardonnay
<2007 シャルドネ エステート>
果汁を酸化させないよう作業を工夫し、搾汁率を見ながら、良質な果汁のみをフレンチオーク樽の中で発酵させました。樽は新樽率50%、主としてヌベール。トーストはミディアム+。発酵温度15度~18度、発酵期間は3週間。
アルコール発酵終了後、6ヶ月間樽で熟成させました。その間、酵母と接触させる、シュールリーを行い、複雑味と味わいの厚味を持たせるようにしました。そして、シャルドネ自身の持つ果実味、味わい深さを引き出すよう醸造に努めました。
<2007 シャルドネ アンフィルタード>
果汁を酸化させないよう作業を工夫し、搾汁率を見ながら、良質な果汁のみをフレンチオーク樽の中で発酵させました。樽は新樽率50%、主としてヌベール。トーストはミディアム+。発酵温度15度~18度、発酵期間は3週間。アルコール発酵終了後は、味わいに複雑さを持たせる為に、乳酸発酵を行い、その後、6ヶ月間樽で熟成させました。
その間、酵母と接触させる、シュールリーを行い、複雑味と味わいの厚みを持たせるようにしました。そして、シャルドネ自身の持つ果実味、味わい深さを引き出すよう醸造に努め、それらを損なわれないようにそのまま瓶詰しました。全てがインテグレイトされた都農ワインの逸品、シャルドネ アンフィルタード。
土づくりに取り組み始めて10年目、まさにその歳月は、自然との対話の連続でした。特に近年は、トロピカルな甘い果物の香りやココナッツなど、シャルドネ本来の風味が前面に出てくるようになりました。
シュール・リーで使用する道具。樽底に沈んだ酵母を撹拌し、味わいに厚みを持たせます。
定期的にこの作業を行いながら、静に熟成を見守ってきました。
いよいよ、3月22日よりリリース。
詳しいテイスティングコメントは、こちらのどきどきワイン熟成中より。
2007 シャルドネ エステート
2007 シャルドネ アンフィルタード
オンラインショッピングも22日より開設いたします。
赤尾