彼の持っている道具を「誘引機」と言います。
枝が伸びてきたものを横に倒して、止めていきます。
英語で、「training」(トレーニング)枝の伸びる方向を決めるために、横に倒して止めていきます。(方向性を決めるために止める。)この後枝は、しばらく横に伸びて、下のほうにたれていきます。
彼の名は、masaki。ワイナリーでアルバイトしはじめた頃は、21歳。現在は、26歳。ブドウと農場スタッフによって、しっかり、誘引されています。(笑)しっかりしてきて、いろんな仕事も覚えてきました。
私も都農ワインに誘引されています。。。
この誘引機で、1本ずつ枝を倒して止めていきます。
握力が鍛えられ、スタッフの手には、マメができるほど。。。
葉を傷つけないよう、慎重に。。。
この仕立て方を棚仕立てと言います。通常、よく言われるのは、「ワイン用は、垣根仕立て」と言われます。これは、下から上に枝を誘引していきます。上に上に誘引していくような感じです。
当初、この方法を都農でもやってみたのでが、結果が悪く、こちらの農家さんが栽培している方法、棚仕立てに切り替えました。この方が結果がいいので、都農では、変則的な棚仕立てで、すべてのブドウ品種を栽培しています。
赤尾