うめわいん、スパークリングワイン うめ の
瓶詰がはじまりました。
私は、醸造の中で、この瓶詰が一番緊張します!
濾過の仕上がり具合や、機会のメンテナンス、操作、洗浄、殺菌、
ワインの濾過、人の手配。。。 毎回ドキドキします。
都農ワインの梅ワインは、
梅を黒ブドウで作る赤ワインのような発酵をさせます。
発酵には、ワイン用の酵母をセレクトし、低温でじっくり発酵。
およそ、2週間ほど発酵させて、裏ごしして搾ります。
その後、濾過をして、今日の瓶詰!
スパークリングワインには、カウンタープレッシュアーという
システムの瓶詰機を使います。炭酸ガスが含まれる液体を瓶に詰める
と泡ぶいて瓶詰できません。大変なことになります。
そこで、ガスが溢れ出ないように圧力をかけて瓶詰めするシステムを
カウンタープレッシャーと言います。
すごいマシーンで、お利口さんな機械ですが、セットアップ、
瓶詰自体の操作が非常に複雑なんです。
おもしろい動きをするのが、ワイヤーがけの機械。
カセット式に並べて、自動で供給され、自動で絞めてくれます。
シューターを伝ってワイヤーが下りてきます。
ここで、束になっているワイヤーを1個、1個ほどいてくれます。
写真左:ガスがどの位入っているかを確認する、
アステック製の圧力計。定期的にサンプリングして確認していきます。
写真右:実は今日、大失敗してしまい、こんな小さな部品を
1つ付け忘れただけで!!なかなか瓶詰がうまくいかず苦しみました。。。
機械は、正直者です。
今日も一つ、いい経験をしました(^^ゞ
写真は、「金属は白黒で撮ると面白いよ」と聞いたので、
さっそく撮ってみました。面白いです。
2008のうめわいんは、高級感ある香りが楽しめます。
梅のほかに、ドイツワインでよくつかわれるブドウ品種、
ゲベルツトラミネールやリースリングのような高級感ある香りに
キンモクセイや洋ナシ、桃、バナナといった果物の香りもします。
梅からできているのに、不思議なくらい、いろんな香りが楽しめます。
また、改めて、テイスティングコメントは、アップしますね。
赤尾