■宮崎マンゴー スパークリングワインの仕込み
先日、ブドウ仕込み前に、、、
マンゴーの仕込みを行いました!
マンゴーでのワイン作りは、昨年(2007)からはじまりました。
取り組みのきっかけは、都農ワインと、県北臨海エリア産学官連携促進事業ならびに宮崎経済連の連携のもと、製品化することに。。。
また、九州福祉保健大学の川原教授研究グループによると、マンゴー果汁による老人性認知症の予防、改善の可能性を見出したとのこと。
さらに、マンゴーは、チェリモヤとマンゴスチンとともに世界三大美果と言われており、ビタミン・ベータカロテン・カルシウムなどが豊富と言われるマンゴーは、美容と健康にもとっても良さそうです。
そして、宮崎マンゴー栽培には、県上げて取り組んでいます。
ブランドを築きあげるのに、都農ワインとしても一役を担うことができないかと思い、製品化に踏み切りました。
これがないと何もできない!
そう、マンゴーの皮と種を分け、裏ごししてくれる機械、パルパー。
うめわいんを作る時に導入しました。
冷凍していたマンゴーを解凍させながら機械に入れていきます。
少しずつ投入していきます。
裏ごしされた果肉は、タンクへ移送されます。
そして、種と皮は、綺麗に取り除かれます。
あとは、ワインと同じように、酵母を加えて、発酵させます。
2週間から3週間の発酵を続けた後、濾過をして、
スパークリングワインに仕立てていきます。
宮崎のマンゴー栽培は、23年ほど前から西都市ではじまりました。
県上げてのブランド化に向け、厳しい品質基準はもちろん、
独自の栽培方法を築きながら、少しずつ販路を開拓していきました。
特に、自然に落下するまで樹に実らせる方法で収穫されたマンゴーは、
甘くて風味豊か。現在は、190戸程度の農家さんが、
「宮崎マンゴー」栽培に取組んでいます。
マンゴーブームで品薄の中、宮崎経済連のご協力で、
県下の農協よりマンゴーを集荷していただき、
今回、2回目の仕込みをさせていただく運びとなりました。
都農ワインらしいマンゴーのスパークリングワイン。
9月下旬にリリース予定ですので、お楽しみに。
昨年のマンゴーの味わいについては、こちらから。
赤尾