先週、シャルドネの合間にシラーを収穫しました。
都農でシラーの栽培をはじめて15年目。
はじめて、色合いのしっかりとしたシラーを収穫することが
できました。台風も来なかったですし。。。
いろいろな栽培管理を試行錯誤しながら、ようやくです。
来年の栽培も、楽しみになってきました。
「温暖な地域だから、シラーは合うんじゃない?」と
よく言われますが、シラーは、栽培性がとても難しい品種です。
宮崎では、暖かすぎますし、温暖さの次元に違いがあります。
銘醸地のシラーの気候は、土壌に豊かなミネラルがあり、
朝晩の寒暖の差もしっかりあります。
もう少し、熟度を増して収穫したかったのですが、限界点を見極めて
収穫にふみきりました!
大事な色をしっかり抽出できるよう、いろんな醸造技術を駆使し、
オーストラリアで学んだ技術もたっぷり注ぎこんで、丁寧に醸造
していきます。いい色が出てきました!楽しみです!
フランス ローヌのシラーのようでもなく、オーストラリアの
シラーでもなく、都農らしい、都農のシラーが1年から2年後、
リリースできるように期待しながら。。。
赤尾