本日で、2016年の営業は終わりです。
皆様には大変お世話になりました。
2016年は、1月から大変寒い冬でしたが、
2月、3月と例年よりちょっと暖かい感じの春を迎えました。
梅雨も例年並みでしたが、年々降雨量が多くなっており、
病気の心配もありましたが、何とか乗り切りれ、
台風前にすべてのブドウを収穫することができました。
昨年の蓄積養分不足から萌芽、開花もバラつきがあり、
熟度が綺麗に揃わなかったものの、昨年よりも充実した
果実を収穫でき、仕込みができました。
そして、今年は、ワイナリー20周年。
ワイナリーオープン3年前にブドウを植えていますので、
樹齢は23年。年を重ねるごとに栽培技術も向上し、
樹齢を重ねるごとに品質も向上してきました。
この度、20周年を機に、工場長の小畑が代表取締役に就任、
そして、私こと赤尾が工場長の重責を仰せつかりました。
これまでの都農ワインのアイデンティティーを大切にし、
年に1度しかできない栽培と醸造の経験を積み重ねながら、
より品質の高いブドウ栽培、ワイン醸造に努めてまいります。
新品種導入や交配育種事業、ブドウ園の規模拡張。
瓶内二次発酵の安定生産や既存商品のブラッシュアップ。
そして、後継者育成にも力を入れていきます。
ワインの持つ魅力をみんなで再発見しながら、
みんなのワインを具現化していきたいと思います。
株式会社 都農ワイン
工場長 赤尾誠二