重厚な味わいと華やかな余韻が楽しめる。
最良の単一畑、6耕区のシャルドネから生まれた、
都農ワインの逸品。 シャルドネ アンフィルタード
2015年は厳しい作柄ながらも例年並みのクオリティーをみせています。
樹齢21年のシャルドネの魅せる深みのある味わい。
■テイスティング 2016.4.29
■やや強めのイエロー
やや強めのイエローをしていて、透明感があります。グラスを傾けると輝きのある色調が綺麗です。エステートよりも若干色調が強く、ブドウの熟度が高かったことも伺えます。
■フルーツの香りと樽の香りが重なり合う
アンズやリンゴの蜜、洋ナシのような甘いフルーツの香りが第一印象。次に樽やナッツのような香りが重なりあいながら香りに上品さを持たせています。グラスを回すとバターやヨーグルトのような乳製品の香りを感じ、複雑で華やいだ香りを演出しています。
■第一印象はとてもドライで、イキイキ
心地よい酸味、果実味が口全体に広がり、コクのある味わいがまとまり、重厚感を感じます。ミネラル感も十分楽しめて、リッチな味わいです。まだ硬さのある味わいですが、重厚感と果実味のバランスが良く凝縮感も感じます。余韻も長く、柑橘類を口にしたような爽やかさも楽しめます。
■熟成にも期待大!
現時点では、まだまだ閉じていて、硬さを感じる印象ですが、グラスを回すたびに変化する香りや濃縮感ある綺麗な味わいから考えると、熟成は大変期待できそうです。
今でも楽しめる華やかさもありますが、清酒の生酒のように、保存に気をつけながら、ビン熟成による変化も楽しみです。
■竹の子や山菜の天ぷらと良い相性を見せそう!
特に、竹の子や山菜の天ぷらと良い相性を見せそうです。他にも旬魚のバターソテー、アサリのバター炒め、アスパラガスと新ジャガのグラタンなどとも楽しめそうです。
冷やしすぎるとシャルドネの旨味が半減されますで、10℃~15℃ぐらいがオススメ!