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■ビックビンテージだ!2008!
これまで、いろんな作柄の年がありましたが、今年ほど天候に年は記憶にありません。天候にも恵まれ、ビッグビンテージに相応しい条件が整った2008年。地元の技術を取り入れ、土づくり、整枝剪定方法を駆使し、農薬に頼らない栽培で今年も新しい発見がありました。
今年は特に収穫のタイミングに気を使いました。シャルドネの農場ごとに違う生育ステージや味の特徴を把握し、ワインのスタイルに合ったブドウの味わいと畑で収穫順番でセレクトし構成してきました。
瓶詰:2009.1.20。テイスティング:2009.2.11
■輝きのあるイエロー
輝きのあるイエローをしています。若い色合いで、今後の熟成によって色合も変化して、落ち着いてきそうです。グリーンがかった印象はうすく、ブドウが良く熟したからだと感じます。
■パイナップルやミント、トロピカルな印象を受ける香り
パイナップルのような香りを最初に感じ、トロピカルな印象を受けます。ミントのようなハーブ香も若干感じながら、グラスを回していると、バナナや洋ナシ、リンゴ、さらには、ラフランスに似た香りも感じます。次々と南国の果物の香りが溢れ出してきて、とってもフルーティーです。シャルドネとは思えないほどの華やかさです。
■ラフランスのようなコクのあるフルーティーさ
ほんのりした甘さとフィレッシュな酸味が同時に口全体に心地よく広がります。ラフランスをかじったようなコクのあるフルーティーな味わいで、トロピカルな印象は、味わいからもうかがえます。また、舌から喉へ流れる感じがとてもスムーズで、飲み疲れしません。酸味のアクセントが心地よく、柑橘系の渋み、酸味が味わいを引き締め、グラスを進めてくれます。ブドウの個性がしっかり主張されています。
■今はもぎたてフレッシュ果物。3年から5年はしっかり熟成しそうです。
まだ、味わいが落ち着いていませんが、今年の夏くらいになると、第1段階で、落ち着いてきそうです。第2段階として、1年後。ガラッと雰囲気が変わると思います。本来のビックビンテージに相応しい個性を見せそうです。3年から5年目にかけては、フレッシュ感は減っていきますが、シャルドネらしい、いい熟成をしそうです。
定点テイスティングで、楽しむのも面白そうです。
■適温は6℃~12℃の間で楽しめると思います。
また、料理によって温度を変えてみると、とても楽しいワインになりそうです。
甘口を好む方には、冷やしめの6℃~10℃で。
辛口が好きな方であれば12℃ぐらいの高めで。
幅広く楽しめるワインだと思います。
合わせる料理としては、食材の味わいを楽しむような和風だしベースの鍋、しゃぶしゃぶやちょっと贅沢に、伊勢海老の刺身。海老の甘味との好相性をみせそうです。また、旬野菜のてんぷらを塩で。濃すぎない味付けの魚料理などなど、素材を軽く味付けして楽しむような料理と好相性を見せると思います。
赤尾
新宿伊勢丹へ・・・
メルマガで伊勢丹にあると聞き、日曜日に買い求めに行ってきました。
待ちきれず今晩開けて、もちろんさくっと空けてしまいましたが;幸せなひと時でした。
普段辛口オンリーのワインの味も良くわからない私ですが、やわらかい?甘さの中にもさわやかさが広がり非常に好感が持てた一本でした。ボトルもボトルラベルのデザインも良くてセンスの良さが伺えます。
そういえば都農ワイン・・・初めて戴いたのでした。これからも素敵なワインを造り続けてください。
感謝を込めて・・・
たかなさん
有難うございます!!
ホント、素敵なボトル、ラベルデザインをしていただきました。
「柔らかな甘み」素敵な表現ですね。
2008シャルドネアンウッディドは、今でもフレッシュ感を楽しめるのですが、
まだ硬さもあります。これから徐々に味が落ち着いてくるのが楽しみです。
ブドウの個性が試されるスタイルですので、作柄によって
大きく変わるワインです。
都農ワインはまだまだ、若い会社ですが、ブドウを見ながら
最善のワイン作りに努めていきますので、今後とよろしくお願い申し上げます。