◆2008年産のマンゴーの作柄
今年は、1月から曇天が続き、着果日数と肥大の期間が長くなりました。
しかし、その後は春先の寒暖の差に恵まれ、じっくり熟度が増してきました。
収穫時期ピークの6月の長梅雨には悩まされましたが、完熟した糖度の高い、
風味豊かなマンゴーを収穫することができました。
マンゴーの取り組みについては、こちらから。
テイスティング日時:2008年9月24日
■イエローパールのような高級感ある色合い
昨年よりは、やや明るめの色調で、乳白色をしていて、落ち着いた黄色い色合いです。完熟マンゴーの濃い黄色というよりは、リンゴジュースやイエローパールのような高級感ある色合いをしています。また、乳白色をしたワインのグラス底からは、炭酸の泡がゆっくり連なりながら立ち上り、消えていきます。
■ライチや桃に加え柑橘系の香りが心地よい
マンゴーやライチ、桃などの甘い香りに加え、日向夏などの柑橘系の香りを心地よく感じます。特に柑橘系の香りは、清々しさを与えてくれます。複雑で甘い香りは、南国のイメージを連想させられます。
■桃のネクターのような粘性ある口当たり
口に含むと、桃のネクターのようなトロリとした粘性を感じながら、優しい炭酸のアタックがフワーッと弾け、マンゴーの風味と甘みが一緒に広がってきます。そして、程よい酸味が味わいのバランスを整えてくれるので、爽やかな余韻を楽しませてくれます。
■シーフード料理と相性抜群
よーく冷やしてお楽しみください。
8~12℃と若干低めに冷やしたほうが楽しめます。食前、食後のデザートワインとしても楽しめますし、甘さは強すぎないのでシーフード料理とも良い相性をみせそうなマンゴーのスパークリングワインです。
■美容と健康に抜群のマンゴー
マンゴーは、チェリモヤとマンゴスチンとともに世界三大美果と
言われており、ビタミン・ベータカロテン・カルシウムなどが
豊富と言われています。美容と健康にもとっても良さそうです。
また、マンゴー果汁による老人性認知症の予防、改善の可能性
があるそうです。