日本で最も栽培されている赤ワイン用のぶどう品種である、マスカット・ベーリーA(以下MBA)。
1927年より日本の風土に合う品種として誕生したMBAは、2013年にOIV(国際ブドウ・ワイン機構)に登録されました。しかしながら、まだまだ知名度としてはそこまで高いとは言えないMBA。
本書はMBAの魅力を”もっと”伝え、確かな価値と人気を獲得するためのスタートとなる1冊になっています。
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都農ワインは厳しい環境の中でも、口煩いワイン通を唸らせるワインを造るとして紹介されています。
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MBAのルーツを紐解き、OIVのリスト登録についての解説、品種の特徴から、積極的に扱うワイナリーの紹介、などなど多角的にMBAの魅力を探っています。
MBAから生まれるワインの魅力をより広く、多くのワインファンに伝えるための1冊になっています。
ぜひぜひお手に取ってみてください。
もっとMBA~マスカット・ベーリーAの魅力と可能性~
石井もとこ他 著
山梨日日新聞社
定価:本体1815円+税