これはワックスキャップといって、コルクの上にのせる、キャップシールです。これは、ミツバチが作ったロウ(蜜ろう)で、出来ています。蜜ロウは、高級アルコールと高級脂肪酸がエステル結合したものだそうです。ワインに溶け込むことはありません。無害です。
キャップシールの素材には、塩ビや鉛、スズ、アルミのラミネートなど、色々あります。都農ワインは、最も環境にやさしい素材として、ワックスキャップを使っています。塩ビは燃やすと、ダイオキシが出る可能性があります。ワックスキャップは燃やしても炭酸ガスが出るだけです。
1本ずつ、キャップを手で付けていきます。気の遠くなる仕事ですが、一人で、一日3,000本のワインに付ける事が出来ます。
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