今日は、HEDONIST Winery に行ってきました。
ここに来たのは、昨年一緒に仕事をした、ジェイムスが働いているからです。
昨年から連絡を取り合っていたので、会えるのがとても楽しみでした。
ジェイムスは、LENGS&COOTER Wineryの息子で、
素晴らしいリースリングの作り手として有名なワイナリーです。
ジェイムスとは、昨年ティンタラの8セラーで一緒に働き、最初は、あたりの
強い青年でしたけど、一緒に仕事をしながら徐々に仲良くなりました。
現在彼は、今いろいろなワイナリーで修行中です。面白かったのは、
ティンタラワイナリーで学んだ醸造テクニックをここでも生かしていました。
ワインメーカーからもかなり信頼を得ていて、たくましく見えました。
そして、ここはバイオダイナミックスにも取組んでいるワイナリーです。
都農でもやっている、月の満ち欠けを利用した栽培をここでもやっています。
また、天体や太陽の位置によって、農作業を組み立てるそうです。
ワインは、レストランでしか飲めないそうなのですが、今日一日一緒に仕事を
させてもらって、お礼に、3本もワインをもらってしまいました。
Wallter Clappis がワインメーカーで、3人で200tくらいを
作っているそうです。樽をメインに赤ワインを作っています。
収穫したぶどうのグレードの見分け方や、赤ワインの2次発酵で樽を使うなど、
いろいろ勉強になりました。それぞれのワイナリーで大きく考え方と作り方が違い、
もちろん、ワインも全然違います。ワインの面白さ、醍醐味の一つです。
たまたま、今年最後の仕込みで、一緒に仕込ができてラッキーでした。
今年は、乾燥続きで、収穫量が激減。50%以上の収穫量減だそうです。
恐ろしいです。天候には、左右されるのは解っているものの、異常なまでの
干ばつで、オーストラリアは、大変厳しいビンテージになったようです。
でも、品質は、例年並か以上に良いとの事。これからが楽しみ!
akao