キャンベルの発酵のピークをむかえています。
早いものでは、発酵を停止させるロットもでてきました。
今年のブドウは、全体的に小粒傾向で、味が濃いので、
搾汁率も若干低めになりましたが、搾りすぎないよう注意し、
良質な果汁のみを低温発酵させてきました。
今年は、香りが強く、色も強いです。
アルコール発酵は、2週間ほどで終わります。
毎日、発酵中の香りのチェックや泡の様子、比重の分析し、
折れ線グラフを作って、傾向を見ながら発酵の状態を確認します。
特に香りの変化には気をつけています。
発酵温度を1℃変えるだけで、香りがずいぶん変わるほど、
温度管理は重要なんっす。
先日仕込んだ「みやざきマンゴー」の発酵も終盤に入りました。
発酵終了後は、9月下旬のリリースに向けて、オリ引き、濾過、
瓶詰をしていきます。
15℃前後で発酵させたワインは、0℃に冷やし、発酵を止めます。
亜硫酸などに頼らず、ギンギンに冷やして酵母の活動を止めます。
工場内は、発酵中独特のキャンベルの甘く幸せな香りに包まれています♪