●読書メーターさんより。
困難を乗り越えながらあんな片田舎で成功したワイナリーの生き様は格好いい。ワインを超えて良いエピソードが多く、ワインを知らない人に特におすすめしたい。読まれたらぜひ宮崎を訪れてほしい。あの空気感がわかればきっとこの本は10倍楽しいし、身にしみる。
●古典酒場ブログさんより。
何事も、とにかく「好きだ」「やりたい」「どんなことがあってもやりぬく」
そんな情熱がひとつの形を引き寄せてくれるものだなあ。
そう実感。自分が酔いと思った方々をとにかくじっくりと取材する。
都農ワイン、呑んでみたくなりました。
●地域活性化プロジェクトさんより。
上野敏彦さんが今回書いた本は私にとっては目から鱗だった。宮崎で葡萄を作りワインを醸すことがこんなに難しいことだなんて想像以上のものだった。都農の人たちの熱き挑戦の緻密な取材を楽しく読ませていただいた。
都農の奇跡はまず永友が起こし、その次は様々な人の情熱とネットワークが育んで行った。奇跡の結晶としてワインが誕生した。地域活性は人間の想いから始まる。そんなことを改め感じた本であった。
●西日本新聞さんより。
共同通信編集委員兼論説委員が、1996年に開業した都農ワイナリーの挑戦をドラマチックに描いた一冊。「日本の気候風土では良いワインはできない」という凝り固まった通念に、真っ向から立ち向かったワイナリーの不屈の熱意に胸打たれる。
●観覧車通信さんより。
本著には特典!?として、土地で獲れた野菜や海産物などを使ったレシピが満載されている。宮崎県名物のチキン南蛮用タルタルソースは、私もいつか真似して作ってみたい。
この本で1つだけ解せないことは、田崎真也さんや、特別寄稿された金子勝さん(慶応義塾大学教授)の顔写真が掲載されているのに、肝心の著者の写真がないこと。あくまで語り部であることにこだわる上野さんらしいと思う。