新品種 発芽良好

連日パッとしない天気でしかも肌寒い気候。
寒暖の差があって、イイ感じです。
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昨年よりテスト栽培している品種がいくつかあります。
その中でも期待している品種、ピノ・ノアール。(上記写真)
日本の銘醸地でも様々なワイン用ブドウが栽培されています。
かけ合わせや、クローンによる特性の見極め、そして仕立て方…。
試行錯誤しながらのワイン作りをしています。
先日、長野のワイナリーに行ったのですが、
そこでも、様々な品種にトライし、栽培方法もいろいろでした。
気候風土を反映するブドウの個性。ブドウの品種によっても
ワイナリーとしての方向性が感じられました。
植え付けて、3年から5年で結果が出はじめるブドウ。
時間がかかるのがモドカシイところですね☆
赤尾

シャルドネ2009年の展葉。早い年は…。

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萌芽(ほうが)からおよそ1週間、
赤子の手のような小さな葉が開いてきました。
産毛に包まれた葉がとても可愛らしいです。
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例年より早い萌芽。早い年は、傾向としてですが、
悪い話をよく聞きます。しかし、考えてみると…、
イイこともあるとおもいます!
それは、朝晩の寒暖の差。(銘醸地の条件の一つ)
植物にとっての有利なその条件が、生育初期にやってきます。
「早い年」は、生育初期で寒暖のある時期が長い!
ということは、
小ぶりで味の濃いブドウが育ちやすい=ワインの品質が増すかも!
萌芽が早まると何となく不安もありましたが、
イイ条件を探せば…。「あるとおもいます!」
赤尾

2008 シャルドネ 樽上げ。

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6ヶ月間の樽熟成を経て、ようやく樽から出すことに。
樽のニュアンスが強すぎると、シャルドネの個性が消されるので、
樽のチョイスと樽から出すタイミング~が重要になります。
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■ラッキング
樽からワインを出すことをラッキング(オリ引き)と言います。
これには、ブルドックポンプという圧送できる道具を使います。
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■フレンチオーク
フレンチオークのスガモロ社のヌべールをメインに使っています。
樽の内側の焼き加減は、ミディアムプラス。
樽のクオリティーも年によって違いがあり、樹の香りが微妙に違います。
新樽は樹の香りが強く前面に出ますので、新樽比率が重要になります。
しばらくの間、タンクで再びオリを下げ、来月早々瓶詰を行います。
今年は、南のシャルドネ!というトロピカルな印象が非常に強く、
熟したパイナップル、桃、メロンといった果物の香りが華やかです。
ビックビンテージに相応しい味わいで、上品で高級感ある味わい。
4月下旬リリース予定になっております。お楽しみに!
赤尾

萌芽揃い、葉の展開はじまる

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この数日、暖かい日が続いています。
まるで、初夏を思わせるような日中の気温。
萌芽が一期に進みました。今年は遅い園と早い園の
ムラが少なく揃った萌芽をしてくれました。
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下草も元気。スズメノカタビラという毛細根の多い
草で、葉にはカルシウム分を多く含みと言われる草です。
タイミングを見て5月初旬に刈り込み、土に戻していきます。
ミネラル分の補う役割を担っている大事な草です。
赤尾

2009 シャルドネ 萌芽はじまる!

やっと雨も上がり、とっても爽快な青空が広がってます。
気持ちいいーーっす。
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今年の萌芽が早まりそうと予想していたのですが、
この数日、いっきに動きが早まり、シャルドネの早い園では
萌芽(ほうが)がはじまりました!数日後に揃いそうな感じです。
昨年より1週間程度早く萌芽がはじまりました。ドキドキ。
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来週はさらに緑色の新芽が顔をのぞかせます。
遅い品種のブドウでも樹液がしたたり、萌芽間もなく。
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例年のデータを見ながら、今年の状況を把握し、作業を進めます。
近8年間のデータで、まだ今年よりも早い萌芽の年がありました。
春先の寒暖の差があるような、昨年のような気候になれれば。。。
今年は、どんな作柄になるんでしょうね~。
赤尾

2008 マスカット・ベリーA エステート 瓶詰

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■MUSCAT BAILEY-A Estate 2008 いよいよビン詰はじまりました。
アンフィルタードとは、名乗っておりませんが、旨味を前面に楽しめるよう、
最小限のフィルターしか通していません。ですので、失敗は許されませんし、
瓶詰は特に神経を使います。衛生管理の徹底がすべてです。
13年やってても緊張します…。
■その年のブドウの個性を最大限表現すること。
都農ワインのどのワインも同じコンセプトですが、
特にマスカット・ベリーA エステートは、栽培性(年柄)に
大きく左右されるので、いい年はワクワクです☆
2008年は、幸い台風襲来がなかったため、非常に良いブドウで
仕込みができました。台風自体が悪いわけではありませんので、
いい年、わるい年って言い方も変ですが、都農での栽培、醸造に
とっては、台風とはうまく付き合っていくしかありません。
昨年は、試験的に1房1房に袋をかけるなど、新たな台風対策も試みました。
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旨味ののったところで収穫。2週間ほどじっくり醸し発酵を行い、
できるだけ皮の色、味などを引き出すことに努め、
5ヶ月タンクで熟成させ、ようやく瓶詰~。今年から、ゾークを使います!
■今年は、スミレのような花の香が華やかに立ちます。
タンニン(渋み)の荒々しさがあるものの味わい深いワインに仕上がりました。
瓶熟成もきたいできそうな味わいです。
3月下旬をリリース予定にしております。1,500円/本(税込)
お楽しみに!!
赤尾

ブドウ園のビニール被覆終了

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今日でビニール被覆終了。しかし毎日のように雨ばかり・・・。
菜種梅雨は例年より半月ほど早くはじまった感じです。
雨間を見て進めていたビニール被覆も今日で終わりました。
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雨が続き通路の草がしこってきました。
スズメノカタビラという草で、毛細根の沢山ある草です。
5月くらいまでこの草がはえ、6月からは夏草に変わります。
草の種を播いているわけではないのですが、土作りをしてから
通路の草の種類が変わりました。
桜の開花予想も早そうです。ブドウの萌芽、発芽も早いでしょう。
来週の樹の動きを見ながら、萌芽予測をして、年間予定を立てます。
しかし暖かい都農です。。。
赤尾

一貫したコンセプト 手洗い洗浄!

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3月末リリース予定のマスカット・ベリーA エステートの
瓶詰、シャルドネの瓶詰などを瓶詰するのに使う瓶詰機を
分解、手洗いしました。
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■バルブを全部分解!綺麗でしたけど、ゴシゴシ。
香りや味わいを大事にするため、ワインを熱処理せず、
濾過のみで瓶詰します。しかも、濾過目が粗いフィルターを使用
しますので、味わいを追求するためのリスクが発生します。
さらに、亜硫酸による殺菌、酸化防止の効果に頼って、
大量に使用してしまうと、酒質が落ちてしまします。
亜硫酸使用をできるだけ最小限にするために、
衛生管理が非常に重要になってきます。
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■数日、洗浄液に浸漬させ組立ました!
味わいを大切にして、安心して飲める体に優しいワイン作り。
その肝になるのがこのような細かな部品(ワインが通る部分)の
徹底した洗浄。工場長小畑の一貫したコンセプトでもあります。
身も心も綺麗に。。。(^^ゞ
赤尾